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セイコー プレザージュから水面に映る月の情景を宿した、有田焼ダイヤルのメカニカルウオッチを発売

FASHION HEADLINE / 2020年6月17日 7時30分

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セイコーウオッチ株式会社は、日本の美意識を体現するウオッチ<セイコー プレザージュ>から、有田焼ダイヤルを携え、水面に映る月「水月」の情景を表現した数量限定モデルを2020年6月26日より国内、海外で順次発売いたします。希望小売価格は23万1,000円(税込)(税抜21万円)です。


商品特徴
揺蕩う水面に浮かぶ月を、艶のある有田焼がもたらす光の揺らめきで表現


古来より、日本と月には深い縁があります。暦として生活に根差していたことはもとより、満ち欠けするその儚くも美しい夜空に浮かぶ輝きは、多くの人の心を打ち、月を題材とした物語や詩が多く残されていることからも、日本人の文化や芸術に大きな影響を与えてきたことが窺い知れます。中でも、日ごとに姿を変える月が有する儚さを映し出したような、水面に浮かぶ月「水月」の情景に人々は想像力を駆り立てられ、無数の物語や詩を紡ぎだしました。その刹那的な美しさを、有田焼がもたらす艶のある新色の純白ダイヤルと、月の光を受け水面がほのかに明るくなる様をイメージしたクロコダイルストラップによって表現しました。


「白磁」と呼ばれる、純白の有田焼ダイヤル


印象的な色彩と立体的な形状を叶える有田焼ダイヤルは、腕時計のダイヤルとしての耐久性と精密さを実現するために、長い研究開発期間を要しました。日本が世界に誇る伝統と技術が融合することで完成したこのダイヤルは、従来の4倍以上の強度をもつ高強度の磁器素材を用いています。さらに超高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成、その後、施釉と複数の焼成を重ねるなど、難度の高い複雑な工程は、創業190年の老舗「しん窯」に所属する陶工 橋口博之(はしぐち ひろゆき)氏監修のもと制作されます。伝統的な有田焼は淡く青みがかった白が特徴的ですが、本作では透明な釉薬を施すことで、磁器材料の純白さを活かした「白磁」のダイヤルを実現しました。さらに、わずかに厚みのある磁器ならではのダイヤル上面の大きなカーブと、サブダイヤルの柔らかな起伏により、磁器特有の優美な表情を宿しています。


有田焼 陶工 橋口 博之(はしぐち ひろゆき)
1983年に「しん窯」入社後、丁寧で精緻な技と洗練された染付を習得し、九州山口陶磁展 通産大臣賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞しました。1996年に伊万里・有田焼下絵付伝統工芸士に認定されました。その後「しん窯」の「青花」を発展させたブランド「青花匠」を立ち上げ、より洗練されたデザインと絵付けの技術が、高い評価を受けています。

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