【ルック】マックスマーラが2024年秋冬コレクションを発表
FASHION HEADLINE / 2024年3月7日 13時0分
マックスマーラがミラノで、2024年秋冬コレクションを発表しました。
ふっくらとした唇の膨らみ、首のくびれ、まつげ・・・。コレットの作品にはこうした要素が多く登場します。繊細な感情の陰影のひとつひとつが、正確かつ率直に描かれる彼女の官能的な散文は、深い情熱を暗示し、心の琴線に触れます。コレットはその特有の率直さで、「愛は名誉ある感情なんかではない」と宣言しました。
洗練され、知的で、性的に自由であった女性、コレットは、作家、ジャーナリスト、脚本家、時にはビューティシャン、そして大胆なミュージックホールのパフォーマーとして多彩な才能を発揮しました。彼女をインスピレーションソースとしてマックスマーラが描くのは、人生を自らコントロールできる完璧な女性像。彼女が持つベル・エポックのエレガンスと、ドゥミ・モンドのグラマラスな魅力の中に、内に秘めた官能的な女性の一面を垣間見ることができます。
モダンで余分なものは一切なく、それでいて深い感動を呼ぶデザイン。文学界で最も知られた女性がコレットであるならば、マックスマーラはまさにデザイン界におけるコレットのような存在だと言えるでしょう。そして、ブローニュの森 のベル・エポックの美女たちの姿を捉えたきめの粗いモノクロ写真が、魂のこもったスマートなルックを生み出します。
1910年代の日本の影響を受けた卵形シルエットから着想を得た新しいコートは、キモノスリーブを取り入れ、ボンバージャケットのように背中でブラウジングしてふくらみを持たせたシルエットで登場します。コンパクトなカシミアのメルトンコートでは、手触りの良いダブルフェイスのキャメルとアルパカが、ストリートスマートなラグジュアリーの最終形として提案されます。
ニットやフェルトに施されたピンクの縁取りは、コートとカーディガンの中間のような、アウターウエアにおける新鮮なアプローチを際立たせます。ロングでもショートでも幅広のニットバンドと帯のような細いストラップベルトでウエストを協調したスタイルや、柔らかなカーフスキンのバッグ、スタイリッシュなヒンジとクラスプが印象的な柔らかなカーフスキンのバッグなどが登場します。かつてコレットが、「ワインの鑑定家がいるように、ブルーの鑑定家もいるの」と言ったように、マックスマーラは、深みのあるネイビーと、漆黒やスモーキーグレーとのコンビネーションを提案します。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【ルック】ケンゾーがNIGOによる2025年秋冬メンズコレクションを発表
FASHION HEADLINE / 2025年1月28日 13時0分
-
LEMAIRE 2025年秋冬コレクション
NeoL / 2025年1月27日 15時0分
-
【ルック】ディオールがキム・ジョーンズによる2025-2026年ウィンター メンズ コレクションを発表
FASHION HEADLINE / 2025年1月27日 13時0分
-
ウィークエンド マックスマーラ 2025 年春夏コレクションよりSebago とのコラボレーションによるローファーを発表
PR TIMES / 2025年1月20日 15時45分
-
『エマニュエル』監督が明かすエロティシズムと「美」の関係「衣装が彼女自身を語る」
cinemacafe.net / 2025年1月2日 16時0分
ランキング
-
1【ダイソー限定】密かに話題のブラックサンダー知ってる?夢中になるガリっと食感に「史上最強」「箱買いしたい」
東京バーゲンマニア / 2025年1月30日 11時36分
-
2バッテリーをポチるときは要注意 ネット通販の“落とし穴”が 事前に確認すべき4つのポイント
オトナンサー / 2025年1月30日 16時10分
-
3「やすいインスタントコーヒー」と「1杯200円のコーヒー」では、どちらがどれくらい「節約」になるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月27日 9時20分
-
4“ジムニー5ドア”発売、待望の正式発表でSNSに歓喜の声 一方で「欲しいけど納車遅いのでしょうね」と心配も
ORICON NEWS / 2025年1月30日 13時34分
-
5【話題】実は多い…まとめて会計時の「ポイント泥棒」にモヤる人たち SNS「率直に伝えるべき」相次ぐも「器が小さいと思われる…」
オトナンサー / 2025年1月29日 22時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください