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プラダが2024年秋冬レディス&メンズ広告キャンペーン「NOW THAT WE’RE HERE」を発表

FASHION HEADLINE / 2024年7月25日 15時0分

プラダは、2024年秋冬レディス&メンズ広告キャンペーン「NOW THAT WE’RE HERE」を発表しました。

Courtesy of PRADA
今期の広告キャンペーンは、アイデアを交わし合う対話の概念という、ブランドのクリエイティビティの中心にある根本的な考え方がテーマ。プラダのアイデンティティの中核となる、率直な人と人との交流は、プラダのファッションを表現する基盤であり、ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズのクリエイティブなパートナーシップの根源です。プラダのコレクションはそのどれもが対話であり、デザインそのものと、それを身に纏う人との親密なつながりの両方において、異なる意見や視点を交換しています。

Courtesy of PRADA
ファッションは交流です。そのイデオロギーは、「この瞬間、この場所」という現実を映し出す、プラダのビジュアルイメージの背景となるコンセプトにまで拡大されています。世界的に有名な俳優たちをキャストに迎え、リハーサルなしの束の間の親密な交流をウィリー・ヴァンデルペールのカメラが捉えます。ハリス・ディキンソン、ダムソン・イドリス、マー・イーリー、ハンター・シェイファー、レティーシャ・ライトが対面や電話越しに会話し、異なる時代や物語映画の虚構性、ドキュメンタリーの真実性を同時に彷彿させるような彼らの交流のイメージが映し出されています。彼らが読み上げている台本は、対話の概念、そして言語により築かれる人と人とのつながりの概念を常に探求するアメリカの映画監督、アーティスト、作家のミランダ・ジュライによるものです。

Courtesy of PRADA
キャンペーンは現実世界にも広がり、ただ見るだけではなく、行動として対話を生むようになっています。ミランダ・ジュライによる会話カードのセットには、友人同士で話し合うトピックが提案されています。オスカーへのノミネート歴もあるドキュメンタリー監督ギャレット・ブラッドリーが監督を務めた同キャンペーンのショートムービーでは、ジュライ自身が目に見えない主役として登場。私たちには電話の向こうで、空想の物語の断片を語る彼女の声が聞こえます。イメージでもフィルムでも、こうした会話は微かにしか聞こえません。目には見え、時には途切れ途切れに聞こえもしますが、その全貌は想像するしかありません。

Courtesy of PRADA
キャンペーンイメージはカジュアルで直接的、シンプルかつリアルです。人間ならではの所作や衝動、すなわち私たちが誰かとつながり、意見を述べ、聞き、学ぶことの必要性を反映しています。話すことは集団の活動です。ここでは、個人が集団となり、意見の交換や互いの調和を通じてつながっており、単数が複数へと変化します。人と人が結びつき、心を通わし語らうことは創造へとつながります。



クレジット
タレント:ハリス・ディキンソン、ダムソン・イドリス、マー・イーリー、ハンター・シェイファー、レティーシャ・ライト
クリエイティブ・ディレクション:フェルディナンド・ヴェルデリ
フォトグラファー:ウィリー・ヴァンデルペール
脚本:ミランダ・ジュライ


お問い合わせ:
プラダ クライアントサービス
Tel: 0120.45.1913

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