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完成から11年の歳月を経て遂に日本公開! 映画「アウェイデイズ」が今秋劇場公開決定

FASHION HEADLINE / 2020年7月28日 20時0分

終わりなんだろ? 俺たちはもうー。1979年、ポストパンク時代のマージーサイド。若者達の苛立ちは極限まで研ぎ澄まされ、剥き出しとなった感情は、仲間を求め、傷つけたー。

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2009 年本国公開 のイギリス映画で1979 年のマージ-サイドを舞台に破滅的な若者たちと 、 日本ではほとんど紹介されることの無かった英国フットボール発祥の文化“ Football Casual ”<カジュアルズ>の黎明期を描いた映画『アウェイデイズ』が完成から11年の歳月を経て遂に 2020年10月16日より新宿シネマカリテ ほかにて日本初公開される事が決定した。

英国ユース・カルチャーを描いた青春映画の足りなかったピースが遂に埋まる。

1979年、イングランド北西部マージーサイド州バーケンヘッド。カーティとエルヴィスは《Echo & TheBunnymen》のギグで運命的な出会いを果たす。そして2人の間には誰にも邪魔することの出来ない友情が芽生える。しかし、それは互いに惹きつけ合いながらもどこか不安定で、いつ壊れてもおかしくないコントロール不能なものだったー。

圧倒的な暴力とセクシャル、そしてロックンロールに満ち溢れ、現代人にとってはどこか滑稽にも映ってしまう映画『アウェイデイズ』の世界は、ケヴィン・サンプソンが1998年に上梓した同名小説を基に、ポストパンク時代の研ぎ澄まされていたエナジーを記録した真実の物語である。Joy Division、The Cure、Magazine、Echo & The Bunnymen、Ultravoxの音楽をバックに、若者たちが自らの拠りどころを探し、絶対的な者へ憧憬を抱き、そして形成された“族”の中で避ける事の出来ない運命にもがき苦しむ様をリアルに映像化している。また、これまで日本ではほとんど紹介されることの無かった英国フットボール発祥の文化“Football Casual”<カジュアルズ>の黎明期を初めて切り取った映画でもある。本国では公開当時『さらば青春の光』(1979年)、『トレインスポッティング』(1996年)、『コントロール』(2007年)、さらには『スタンド・バイ・ミー』(1986年)等の映画を例えに、さらにこれら全ての要素を詰め込んだ、若者の生き辛さを描いた小説『ライ麦畑でつかまえて』(J・D・サリンジャー著/1951年)のジャックナイフ版であると紹介された。本国公開より11年の月日を経て遂に日本での劇場公開が決定。英国青春映画の足りなかったピースがようやく埋まろうとしている。

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