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“クワイエット・ラグジュアリー”の勢い止まらず。ミニマル&エフォートレスで魅せる【パリスナップ】

FASHION HEADLINE / 2024年10月21日 11時0分

9月23日から10月1日にかけて、2025年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウィークが開催された。軽く快適な素材に柔らかなテクスチャー、癒し効果さえありそうなパウダーカラーが多く飾ったランウェイでは、“クワイエット・ラグジュアリー”の次なるフェーズとして、“ジェントル・ラグジュアリー”のキーワードが浮かび上がった。そんな自分へ“優しさ(ジェントル)”を向けるアイデアは逆に、不自由さや息苦しさを感じる現代人の心情を投影しているのかもしれないと想像させる。

ストリートではトレンドを超えて、もはや新たな美学として定着した“クワイエット・ラグジュアリー”。それはつまり、派手で目立つデザインを遠ざけ、抑えた色や柄で素材の上質さを引き立てる、気品ある装い。飾り立てるのではなく削ぎ落とし、引き算のテクニックで魅せるスタイルには、肩の力が抜けたエフォートレスで自然体なアティチュードが欠かせない。“クワイエット・ラグジュアリー”上級者であるスナップ常連組の業界人の着こなしを参考に!


好印象な“気負わないスタイル”

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE
ウクライナ版「ヴォーグ」のエディターからデザイナーへと転身したジュリーは、自身のブランド「ベター」をまとって「ザ ロウ」のショーに来場した。ややローウエストのワイドジーンズにマニッシュなワークジャケットをまとって、気負わないスタイルが好印象。


“ハンサムレディ”なスタイル

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE
中国出身のスーパーモデルで実業家でもあるリウ・ウェンは、メンズのワードローブから拝借したようなハンサムレディなスタイル。オーバーサイズのジャケットの袖口をまくり、襟を立て、ラフに仕上げたディテールが効いている。


今季の決め手「ワントーン」

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

“クワイエット・ラグジュアリー”の今季の決め手はワントーン。ダークカラーはもちろんのこと、ベージュやオフホワイト、エクリュで柔らかいクリーンなムードも多く見られた。スリッパ風のレザーシューズが与える抜け感と、「ザ ロウ」のアイコンバッグの一つ“ソフィア”のクラシックな表情が好バランス。


その他注目スタイリング


シャープなサングラスや、シルエットを作る細いベルト、スニーカーで崩す足元まで、クワイエットにモードを語るスタイリングに注目。

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE




Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka

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