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「クロエ」ガールがお手本の“ボヘミアンシック”。ガーリー&フェミニンが最旬ムード【パリスナップ】

FASHION HEADLINE / 2024年10月22日 11時0分

9月23日から10月1日にかけて、2025年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウィークが開催された。軽く快適な素材に柔らかなテクスチャー、癒し効果さえありそうなパウダーカラーが多く飾ったランウェイでは、“クワイエット・ラグジュアリー”の次なるフェーズとして、“ジェントル・ラグジュアリー”のキーワードが浮かび上がった。そんな自分へ“優しさ(ジェントル)”を向けるアイデアは逆に、不自由さや息苦しさを感じる現代人の心情を投影しているのかもしれないと想像させる。

新クリエイティブ・ディレクター、シェミナ・カマリを迎えて新章をスタートさせた「クロエ」。メゾンの自由な精神と現代性を融合させたデビューコレクションとなる昨シーズンにパリコレで好評価を得て、今季のオフランウェイは “クロエ・ガール”が席巻した。早くもファストファッションブランドが、「クロエ」が打ち出すシフォンのブラウスや70年代風のバギージーンズを店頭に並べ始め、この秋冬の一大トレンドとなりそうな予感。最旬スタイルの甘美でガーリーなボヘミアンシックのスタイルは、 “クロエ・ガール”から学ぶべし!


今季注目のバターイエロー

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE
まず手に入れるべきマストアイテムは、ティアード状にフリルを重ねたブラウス。今季注目のバターイエローは、ヘルシーな小麦肌に映えるカラー。ヒッピー風のバギージーンズにはもちろん、彼女のように上質なレザーパンツと組み合わせれば洗練されたボヘミアンスタイルが完成する。


カラートーンを合わせて“深み”を

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE
モデルのテイラー・ヒルは、深みのあるレッドの軽やかなシフォンのドレスに、ケープをまとった装いで来場。ドレスとブーツのカラートーンを合わせて深みを持たせ、ランウェイさながらのルックに目を引いた。


レザーアイテムで“エッジ”を

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

コートをまるでドレスのようにまとったスタイリング。ランジェリー風のニットトップスに、スウェードのパンツ、カーブレザーのブーツと異素材をミックスして表情豊かに。甘くなりすぎるのを避けたいなら、レザーアイテムでエッジを加えて。


その他注目スタイリング


レースにシフォン、ホーボーバッグとゴールドジュエリーが “クロエ・ガール”のお気に入り。

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE

Photo by Yusuke Kinaka ©FASHION HEADLINE




Text by ELIE INOUE
Photo by Yusuke Kinaka

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