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【ルック】シャネルが2025年春夏 オートクチュール コレクションを発表

FASHION HEADLINE / 2025年2月4日 11時0分

シャネルは、1月28日22時(日本時間)に、2025年春夏 オートクチュール コレクション ショーを発表しました。

Courtesy of CHANEL
今回のオートクチュール コレクションで、シャネルのクリエイション スタジオは、繊細かつ大胆に色を組み合わせることで、ガブリエル シャネルの作品の真髄にオマージュを捧げます。クチュリエールであったガブリエル シャネルは、黒という色を巧みに使うことで、美しさに革命をもたらしました。類いまれなる色彩感覚の持ち主だった彼女は、黒や白のみならず、淡く柔らかなパステルカラーからビビッドな色調まで、ありとあらゆる色を作品に取り入れました。

Courtesy of CHANEL
グラン パレの身廊の中央に作られた、ダブル C でインフィニティのシンボルを描いたランウェイは、現存するオートクチュール メゾンの中で最も古い歴史を誇るシャネルの無限の卓越性を表現しています。舞台美術を手掛けるデザイナーのウィロ ペロンによる舞台デザインは、今回のコレクションでクリエイション スタジオが再解釈する色相環を想起させます。作曲家ギュスターヴ ルドマンは、今回のショーのためにサウンドデザイナーのミシェル ゴベールとコラボレーションし、オリジナルスコアを書き下ろしました。

Courtesy of CHANEL
白からはじまり、パステルカラーから鮮やかな色合いに、そしてミッドナイトブルーから黒へ。コレクションに登場するルックのカラーパレットは、朝から夜へという一日のサイクルに沿っています。暁の光から大空のきらめきまでを描く色彩のストーリーは、夜明けに始まり、日没後にまた熱を帯びていくのです。コレクションには、夜明け色のシルククレープを用いたパジャマスタイルのアンサンブル、サンシャインイエローのツイードスーツ、ボックスプリーツをあしらったライラックのツイードドレス、ペイントと刺繍が施された白と黒のツイードスーツなどが登場します。その他には、パープルのジャカードドレスにオレンジピンクのコート、ペールピンクのフラウンスがついたミモザ色のドレススーツがコレクションを華やかに飾ります。ストラップシューズも同様に一日のサイクルを辿り、フラットシューズやヒールにもスカイブルーやバイオレット、白やクリーム色など豊富なカラーが使われています。

Courtesy of CHANEL
ツイード、ポケット、ブレード、ブラウスにマッチするライニング——なかにはスカートに取り付けられて美しい落ち感を演出しているものも——そして貴重なボタン。シャネルのアリュールの特徴が、すべてここに昇華されています。ブロンズ、ピンク、グリーン、イエロー、ロイヤルブルー、パープルのサテンのライニングから、グラフィカルやマルチカラー、小花の刺繍があしらわれたブレードまで、色彩のインパクトや心踊るコントラストに遊び心が垣間見られます。ロッククリスタルやメタル、ラインストーンのボタンは月や太陽、カメリアに姿を変え、月と太陽は黒いベルベットのベルトにあしらわれ、黒という色がメゾンにとっていかに大切であるかを象徴しています。

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