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ヴァン クリーフ&アーペル「ペルレ コレクション」より圧倒的なボリューム感が特徴の新作リング発売

FASHION HEADLINE / 2020年9月2日 21時0分

精緻な曲線が魅力のペルレ コレクションから、ゴドロン装飾(丸みを帯びたひだ状の彫刻)を施したゴールドにダイヤモンドを添えた新しいリングが誕生しました。まばゆいばかりの美しさは、メゾンの伝統的な作品から着想を得たもので、とりわけ1948年に創作されたタルトレット(Tartelette)リングを想起させます。このリングは、さまざまなバリエーションで展開され、その後の10年間を通して高い人気を誇りました。今回、新たに登場したペルレ ダイヤモンド パヴェ リングは、圧倒的なボリューム感が特徴で、それぞれの輝きを放つ3色のゴールドがそろいます。

ペルレ ダイヤモンド パヴェ リング
ペルレ ダイヤモンド パヴェ リング

まばゆい輝きを纏った曲線

ヴァン クリーフ&アーペルはペルレ コレクションに息づく遊び心を受け継ぎながら、メゾンの伝統的な作品にインスピレーションを得て、イエロー、ホワイト、ローズゴールドをそれぞれあしらった曲線的なフォルムのリングを生み出しました。リングの土台となるゴールドにはゴドロン装飾がたっぷりと施され、驚くほど快適なつけ心地で指をそっと包みます。ボリュームが織りなす効果が最高潮に達するのは、ドーム状のクラウンです。ゴールドのドームにはサイズの異なるダイヤモンドが敷き詰められ、豊かな立体感を一層際立たせています。これらの新作は、ペルレ コレクションにこれまでにない美をもたらしました。ゴドロン装飾が光に反射し、手を動かすたびに表情が変化します。ダイヤモンドのまばゆい輝きとゴールドの繊細な煌めきが相乗効果を生み、見る人の目を惹きつけます。

ペルレ ダイヤモンド パヴェ リング
ペルレ ダイヤモンド パヴェ リング

メゾンの遺産に着想したリング
1948年、わずかに盛り上がった表面にパヴェ ダイヤモンドをあしらい、ゴドロン装飾のイエローゴールドで囲んだオーバルフォルムのリングが、メゾンのアーカイブに加わりました。そのシルエットが紋章を刻んだシグネットリングを彷彿させます。また、ゴドロン装飾は金銀細工の伝統に連なる技であり、数世紀にわたって、とりわけテーブルウエアの分野に用いられてきました。1940年代の終わり頃、ヴァン クリーフ&アーペルは実際に、ゴールドの美しさを高め、立体的な質感によって一層の輝きを引き出すために、クチュールをはじめとした他の分野からしばしばインスピレーションを得ていました。

ゴドロン装飾を施したオーバル形リングのモデルは、1949年に特許を取得。1950年にタルトレット リングとその名を変えて、円形、長方形、渦巻き状などさまざまなフォルムに再解釈され、続く10年で素晴らしい成功を収めることになります。ダイヤモンドやハードストーンで彩られたこれらの作品は、緻密に仕上げられたイエローゴールドの造形や、目もあやなボリュームにデザインされたデイタイムジュエリーなど、その時代の流行を映し出しています。1950年代から1970年代まで、ゴドロン装飾のやわらかな曲線が、リングやイヤリング、ウォッチをはじめ、ライター、パウダーケース、香水ボトルなど男性用女性用を問わずさまざまなアクセサリーを彩っていました。今回、メゾンに継承されるこの美学が、たっぷりとパヴェをあしらったドームのディテールによって新たに解釈され、光と曲線の戯れを称えるような新作に結実しました。それが、ペルレ ダイヤモンド パヴェ リングです。

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