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ベルルッティから パリ造幣局が特別に制作した硬貨を挟んだ創業125周年記念のペニーローファーを販売

FASHION HEADLINE / 2020年10月7日 9時0分

メゾン・ベルルッティは今年創業125周年を記念して、ブランドを代表するシューズ「アンディ」を モネ・ド・パリ(パリ造幣局)からの協力を得てペニーローファーへと刷新します。


1895年、最初のレースアップシューズ「アレッサンドロ」を生み出した、イタリア出身のアレッサンドロ・ベルルッティが30歳の時にパリで創業したベルルッティは、四世代にわたる職人たちの手によって進化と革新を続けてきました。職人技術のノウハウと型破りな魅力で知られるメゾン・ベルルッティは、彫刻作品をとらえるように靴作りに取り組み、ブランドを象徴する新しいモデルを創出し、パティーヌの開発によってメンズシューズの世界に色を取り入れ、20世紀の中で靴作りの専門技能を磨いてきました。2005年、ブランドを代表する「アンジュール」や「ドゥジュール」のブリーフケースなどのバッグに先駆け、レザーグッズやアクセサリー、オブジェがラインアップに加わり、2011年にはプレタポルテのコレクションを発表。ベルルッティはグローバルなライフスタイルブランドとなりました。2018年、ベルギー出身のデザイナー、クリス・ヴァン・アッシュをクリエイティブディレクターとして迎えて以来、ベルルッティの好奇心旺盛かつ大胆な精神をさらに一歩進め、彼の手掛ける エネルギー溢れるコレクションや、カラフルなパティーヌ染めのヴェネチアカーフレザーを使用したピエール・ジャンヌレのデザインしたチャンディーガルの家具に代表される、単発のコラボレーション作品は、先進的でありながらもブランドの伝統にしっかりと根ざしています。

ブランドの創業125周年記念に、オルガ・ベルルッティが1962年にアンディ・ウォーホルのためにデザインしたブランドを象徴するローファー「アンディ」にスポットを当て、20世紀初頭にプレップスクールやカレッジの学生たちの間で人気のあった、アッパーのサドルストラップに公衆電話をかけるためのペニー硬貨を挟む半月型の切込みを刻んだ、オーセンティックな「ペニーローファー」が誕生しました。ベルルッティの紋章を刻印し、足に当たらないよう少しカーブをつけた装飾用のペニー硬貨は、西暦864年の創立以来、硬貨とメダルの製造を担ってきたセーヌ河岸に位置するフランスの製造企業、モネ・ド・パリ(パリ造幣局)が特別に製作を行いました。

ベルルッティの限定版ペニーローファーは4色展開。すべて手作業によるパティーヌ染めで仕上げた、コーティングを行わないフルグレインのしなやかなヴェネチアレザーを使用して います。TDMインテンソ カラーのローファーは、仕上げにスクリットレザーのモチーフや最新のロゴ、シグネチャー キャンバスプリントのベルルッティの紋章を融合したゴールドの硬貨を、そして、アイスブラウンやディープロスコ、ディープレッドのパティーヌにはシルバーの硬貨を用いています。また、125周年記念のベルルッティロゴ入り特製インソールや、ベルルッティの 新しい紋章を型押しした木製シューツリーといったディテールも加わっています。

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