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ロンシャン2021年春夏コレクション「Tres Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」発表

FASHION HEADLINE / 2020年10月11日 18時0分

ロンシャン2021年春夏コレクション「Très Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」

ロンシャンは、2021年春夏コレクション「Tres Paris~現代のパリジェンヌを讃える調べ~」を発表いたします。本コレクションでは、現代のパリジェンヌにインスピレーションを得て、彼女たちに宿る女性らしさ、そして肩肘張らずに自らを表現する秘めたエネルギッシュさを全37ルックに落とし込みました。


アーティスティック・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは「2021年春夏コレクションをデザインするにあたり、クラシックなパリジェンヌが得意とする、いわゆる“洗練された”スタイルから少し距離を置くことに決めました。コレクション全体に共通する大胆でわずかにオフビートなスタイルは、“王道からはあえて外れて、自分のペースでゆるく生きる”という現代のパリジェンヌが持つ小生意気さを表現し、同時にロンシャンのスタイルであるカジュアルさと奔放さも溶け込んでいます」と語っています。

<インスピレーションとカラーパレット>
今回のコレクションは、メゾン発祥の地パリに暮らす現代のパリジェンヌ、そして3人のアーティストによる作品群に影響を受けています。コレクションに散りばめられたメタリックな仕上げ、そしてはっとする鮮やかな色使いは、アメリカ カリフォルニア州出身の現代美術家であるジェームズ・タレルへのオマージュです。タレルは、光と空間を題材に掲げ、光を知覚する人間の作用に着目したアーティストであり、日常生活では意識することがない光の存在を認識させるようなインスタレーション作品を数多く制作しています。また相反するように登場するコーラルやくすんだオレンジピンクといったカラーは、フランス パリ出身の彫刻家ルイーズ・ブルジョワとイタリア トリノ出身のアウトサイダー・アート表現者キャロル・ラマの作品にインスパイアされています。ブルジョワとラマは分野こそ違えどそろってフェミニニティーが創作の源のひとつであった女性芸術家です。

<プレタポルテ>
パリジェンヌに贈る本コレクションは、スカート、トップ、シャツのフロント部分などに大胆に施されたマクラメがキーノートとなり、遊び心やカジュアルな雰囲気を演出しています。その特徴的な網目は、プリントとしてもアイテムやバッグ、アクセサリーに登場いたします。またプレタポルテ全体の流れとしては、ロンシャン・ウーマンがもつ二面性とフェミニニティーを表現するかのように、ジップアップのスウェットシャツやジョガーパンツといった動きのあるスポーツウエアが加わる一方で、目を見張るようなイギリス刺繍があしらわれたロマンティックなルックも展開します。
「洗練された男性のワードローブにインスパイアされたテーラードアイテムも織り交ぜ、官能的な側面を出したいと考えました。かっちりしたルックをあえて色鮮やかな色で表現したり、素材で遊んだり、フローラルプリントのようなデザインを施すことで、よりフェミニンに仕上げることにしたのです。」(ソフィ・ドゥラフォンテーヌ)

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