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家具に第二の人生を! イケアがブラックフライデーに代わる「バイバックフライデー」キャンペーンを開催

FASHION HEADLINE / 2020年10月15日 14時0分

現在、世界全体の二酸化炭素排出量の45%は、家具**などを含む日用品の生産、および使用方法が原因とされています。このキャンペーンを通して、一年で最も盛大にショッピングが行われる日に、人々にサステナブルな消費行動を促し、モノの消費から生まれる環境への影響について考える機会を提供していきます。

Ingkaグループは、循環型の消費行動をよりお客さまにとって身近で便利にするため***、新しいソリューションを模索しています。昨年は、回収した商品を再梱包、再販売し、4,700万点の商品に第二の人生を与えることにつながりました。

「『より快適な毎日を、より多くの方々に』というイケアのビジョンは、サステナブルなライフスタイルをより簡単に低価格でお届けすることを指します。気候変動によって、私たちの消費行動を抜本的に考え直すことが求められていることから、循環型の社会は、新しいビジネスチャンスとなるだけでなく、一人ひとりの責任として意識することも必要です。」と、Ingkaグループ チーフ サステナビリティ オフィサーであるPia Heidenmark Cookは語ります。 「サーキュラーエコノミーは、お客さま、企業、地域コミュニティ、政府との協力や投資を通じて初めて実現できます。私たち全員が一体となり、廃棄物をなくし、修理、再利用、修繕、そしてリサイクルをするという循環を作り上げていくことが出来るのです。」

今後もイケアは、気候変動に対して行動を起こしていきます。欧州の「欧州グリーン・ディール」の回復法案の構築を支持し、Exponential Climate Roadmap****で示されている2030年までの温室効果ガス排出量の半減に向けて、お客様、地域コミュニティ、コワーカー、そして地球全体のために、常にソリューションを模索しながら、クライメート・ニュートラルと循環型経済への変革をサポートし、より一層注力していきます。

[1] Ingka グループは、イケアフランチャイズシステムのフランチャイジーとして運営していて、30 カ国で 380 店舗の IKEA ストアを運営しています。Ingka グループのビジネスエリアには、IKEA Retail、Ingka Investments、Ingka Centres の 3 つがあります。

*「クライメート・ポジティブ」とは、イケアのバリューチェーンが排出する温室効果ガスを上回る量のガスを削減することを意味します。イケアはパリ協定に沿って温室効果ガスの排出量を削減し、土地、工場、製品に炭素を蓄え、そしてイケアのバリューチェーンよりも大きなスケールでのフットプリントに対して取り組み、1.5℃の世界の実現に向けて他者と協力をすることで、ひとつの企業という枠を超えて活動をしていきます。イケアのコミットメントについて、詳しくはこちらからご覧ください。(英文サイト:https://about.ikea.com/en/sustainability/becoming-climate-positive)
**エレン・マッカーサー財団の循環型経済と気候変動に関する2019年版報告書。(英文サイト:https://www.ellenmacarthurfoundation.org/assets/downloads/Completing_The_Picture_How_The_Circular_Economy-_Tackles_Climate_Change_V3_26_September.pdf)
***Ingkaグループでは、製品の循環サイクルを設計するため、修理、再利用、修繕、リサイクルを通じて商品の寿命を延ばし、これらで得たインサイトを、実現可能かつ大きい成長の見込めるような提案に変えていく方法を模索しています。
**** The Exponential Climate Action Roadmapは、気候におけるパリ協定の要件を満たすため、2030年までに必要である世界的な経済変革の概要を示しています。

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