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フランスのアンティークと漆が伊勢丹でコラボ。パブリックアートの仕掛け人が提案するティータイムの楽しみ方

FASHION HEADLINE / 2020年10月26日 18時30分

10月28日から11月10日の14日間、伊勢丹新宿店本館5階で、 清水敏男のアトリエ・ギャラリー<セ・ル・ポエム>による 「Autumn in Paris フランスのアンティークでお茶をたのしむ清水敏男の眼×村瀬治兵衛の漆」を開催。 アール・デコを中心とした銀のポットやカトラリーなどと三代目村瀬治兵衛の漆を組み合わせ、アンティーク×現代アートを日常に取り入れたティータイムを演出します。

清水敏男 Photo by Herbie Yamaguchi清水敏男 Photo by Herbie Yamaguchi
ドーム・ナンシー 水差し (1900年頃)、ピュイフォルカゴブレット(純銀1935年頃)、嘉門工藝 古帛紗 Photo by Hirofumi Taniドーム・ナンシー 水差し (1900年頃)、ピュイフォルカゴブレット(純銀1935年頃)、嘉門工藝 古帛紗
Photo by Hirofumi Tani

クリストフル ティーポット (design リュック・ラネル、1930年代)、ピュイフォルカ トング (純銀、他4本セット) 村瀬治兵衛 沢栗香炉台、村瀬治兵衛 沢栗山皿(小) Photo by Hirofumi Taniクリストフル ティーポット (design リュック・ラネル、1930年代)、ピュイフォルカ トング (純銀、他4本セット) 村瀬治兵衛 沢栗香炉台、村瀬治兵衛 沢栗山皿(小)
Photo by Hirofumi Tani

オフィスや学校、駅、商業施設など、街の中で人とアートの出会いをプロデュースするパブリックアートの総合コンサルティング会社「TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE」の代表・清水敏男が、2020年、葉山にアトリエ・ギャラリー<セ・ル・ポエム>をオープン(営業日はwebサイトでご確認ください)。パブリックのみならずプライベートな空間でも、アートプロデュースをはじめました。

フランス語で「それは詩」を意味する店名<セ・ル・ポエム>は、「山路を登りながら、こう考えた」ではじまる夏目漱石の『草枕』にインスピレーションを受けたことばです。「人の世は住みにくい」と嘆きながらも、「詩つまり芸術が私たちを救ってくれる」と考えた漱石。コロナウイルスが蔓延し自宅で過ごす時間が増えたいま、個人空間でも本物のアートや工芸に触れることは、豊かな時間や心の余裕を生みます。とりわけ清水は、フランスのアンティークは、美しい装飾や素材の経年変化による味わい、そして再現できないほどクオリティの高い100年前の職人の技が詰まっていて夢があると考えました。<セ・ル・ポエム>では、テーマ展、トークショー、ワークショップなどを通じて、時代を超えて愛されるアンティークや工芸の魅力、そしてアートを生活に取り入れ、豊かな詩心に満ちた日々をお届けすることを目指しています。

<セ・ル・ポエム>のデビュー企画である本展覧会は、漆芸家である三代目・村瀬治兵衛の作品ならびに村瀬亜里プロデュースの嘉門工藝とのコラボレーション。パリのティータイムを素敵に演出する銀のポットやカトラリー、美しい装飾の陶磁器やガラスなど、アール・デコを中心にしたアンティークと村瀬治兵衛の漆を組み合わせたアンティーク×現代アートで楽しむティータイムをご提案します。清水と村瀬治兵衛氏・村瀬亜里氏は、「葉山アート茶会」をはじめ、2019年12月に開催した在英国日本大使館の「The New look of Tea 村瀬治兵衛展」で協働し、日本のアートと伝統を世界に発信する試みを展開しています。

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