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現代のビジュアルデザイン文化の源流を探る。東京都庭園美術館で「20世紀のポスター[図像と文字の風景]」展開催

FASHION HEADLINE / 2021年1月6日 14時0分

2021年の初春、東京都庭園美術館では「20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?」展を開催いたします。本展は、多摩美術大学の企画協力により、株式会社竹尾のポスターコレクションから構成主義のポスターを厳選し、一堂に公開するものです。早春から桜の季節にかけて、この時期だけの庭園の風景とともに美術館でのひとときをお楽しみいただけます。

●展覧会概要
1910~20年代のヨーロッパで生じ、芸術・デザインに革新をもたらした“構成主義”は、特にビジュアルデザインの領域において、図像と文字を幾何学的・抽象的な融和のもとに構成しようとする特徴的な表現様式をもたらしました。エル・リシツキー、ヤン・チヒョルト、マックス・ビル、ヨゼフ・ミューラー゠ブロックマンなど、数々のアーティスト/デザイナーが時代を超えて共有したこの様式は、広くビジュアルデザインの可能性を拡張する試みとして発展を重ね、今日のビジュアルデザインの基盤を形成します。本展は、この潮流のもとに世に送り出され、時代を彩った“構成的ポスター”が、20世紀を通じて織りなした図像と文字の風景を、竹尾ポスターコレクション(多摩美術大学寄託)により辿るものです。展示される個々のポスターが示す鮮やかな創造力、そしてそれらのポスターが総体として示す歴史的な継承と発展のプロセスをお楽しみください。

●基本情報
展覧会名:20世紀のポスター[図像と文字の風景]ビジュアルコミュニケーションは可能か?
会 期:2021年1月30日(土)-4月11日(日)
会 場:東京都庭園美術館 本館+新館
開館時間:10:00–18:00 (入館は閉館の30分前まで)
休 館 日 :2月10日・24日、3月10日・24日、4月5日
※2021年4月より、休館日が毎週月曜日に変更となります。
入 館 料:一般=1,100(880)円/大学生(専修・各種専門学校含)=880(700)円/中・高校生=550(440)円/65歳以上=550(440)円
※( )内は20名以上の団体料金

主 催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、日本経済新聞社
企画協力:多摩美術大学
特別協力:株式会社竹尾
後 援:在日スイス大使館
年間協賛:戸田建設株式会社、ブルームバーグ・エル・ピー

●本展の構成
本展は全体で3章からなり、構成的ポスターが20世紀を通じて遂げた発展と変容のプロセスを、130点のポスターを通じてたどります。

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