“色情狂”シャルロット・ゲンズブールの半生。話題作『ニンフォマニアック』日本公開
FASHION HEADLINE / 2014年6月27日 11時0分
シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg)が「色情狂」を演ずることで海外公開時から物議を醸していた、ラース・フォン・トリアー(Lars von Trier)監督の最新作『ニンフォマニアック(NYMPH()MANIAC)』が今秋日本で公開される。
『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『ドッグヴィル』など、暗く悪夢のような作品を発表してきたトリアー。今回は『アンチクライスト』『メランコリア』に連なる鬱病3部作の最終作だ。「女性のセクシュアリティー」をテーマに、自らをニンフォマニアック(=色情狂)と自覚するヒロインの半生をポエティックかつユーモラスに八つのチャプター、Vol.1・117分、Vol.2・123分の長きに渡り描き出す。
凍える冬の夕暮れ、年配の独身男・セリグマンが、裏路地で倒れている女性・ジョーを介抱するところから物語は始まる。回復した彼女が語る色欲にまみれた人生をセリグマンが詩的に例えてストーリーは紡がれる・・・。
シャルロット・ゲンズブールが不特定多数の男性とのセックスに耽溺する主人公・ジョーを体当たりで演じ、相手役を務める『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)も過激なセックスシーンを披露。脇を固めるのは『キル・ビル』のユマ・サーマン(Uma Thurman)、『アンチクライスト』のウィレム・デフォー(Williem Dafoe)、『トゥルー・ロマンス』のクリスチャン・スレイター(Christian Slater)、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル(Jamie Bell)、『グラン・ブルー』のジャン=マルク・バール(Jean-Marc Barr)、『ドラゴン・タトゥーの女』のステラン・スカルスガルド(Stellan Skarsgard)など豪華な布陣。
ゲンズブールの大ファンであるフォトグラファー・梶野彰一は、14-15AWパリファッションウィークの際に現地で今作を鑑賞。自身のブログで「酷い、酷すぎる。痛くて正気で観てられない」と感想を漏らしている。
NYMPHOMANIAC Chapter 1
『ニンフォマニアック Vol.1』は10月11日、『ニンフォマニアック Vol.2』は11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町・渋谷他にて全国順次公開。
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