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江戸東京の伝統産業の新たな在り方を表現。舘鼻則孝がディレクターを務める展覧会がオンラインで開催

FASHION HEADLINE / 2021年3月3日 11時55分

小町紅 伊勢半本店とのコラボレーションでは、紅の美しい玉虫色に染まったヒールレスシューズと舘鼻の代表的な絵画シリーズ『Descending Painting』から派生した『Descending Layer』シリーズの立体作品を制作。紅から発色する玉虫色は、その色を引き出すことが非常に難しいといわれている中、約1年間の研究から綺麗な玉虫色を皮革に染め付けることに成功した。刃物 うぶけやとのコラボレーションでは、アクリルのかたまりを削り出すことで形作られる『Void Sculpture』シリーズに花鋏を用いました。アクリル自体を削り落とした空洞の形状が可視化されることでモチーフが立体的に浮かび上がることが特徴。

コラボレーションした新作の一部写真
▼舘鼻則孝×龍工房
舘鼻則孝 Noritaka Tatehana
Heel-less Shoes


▼舘鼻則孝×伊勢半本店
舘鼻則孝 Noritaka Tatehana
Heel-less Shoes


▼舘鼻則孝×伊勢半本店
舘鼻則孝 Noritaka Tatehana
Descending Layer


▼舘鼻則孝×うぶけや
舘鼻則孝 Noritaka Tatehana
Void Sculpture


舘鼻則孝や伝統産業事業者のインタビュー記事を順次公開
今回、開催される「江戸東京リシンク展」と並行して、展覧会を主催する「江戸東京きらりプロジェクト」のホームページにて、実際の会場での展覧会の様子や舘鼻則孝の制作の背景を追ったインタビュー記事が公開されていく予定です。その他にも、今回の展覧会に出展した伝統産業事業者の展示演出の内容やインタビュー記事なども公開される予定です。

「江戸東京リシンク展」オンライン開催概要
【公開日時】 2021年3月1日(月)~
【サイトURL】https://edotokyorethink.metro.tokyo.lg.jp
【主催】 東京都
【出展事業者(社)】
東京くみひも 龍工房 江戸小紋 廣瀬染工場 江戸切子 華硝 刃物 うぶけや
紋章上繪 京源 小町紅 伊勢半本店 江戸木版画 高橋工房 暖簾 中むら

江戸東京きらりプロジェクトとは
江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、東京の「宝物」として光を当て、その中から意欲ある優れた取組をモデル事業として選定し、新しい視点から磨き上げてその価値を高めるとともに、さらに効果的なプロモーションで世界へと発信していく取組です。また、モデル事業の磨き上げと発信の取組を通して、東京ブランドの確立やものづくりの本場・東京の再興、伝統ある産業の魅力向上、技の継承を目指していきます。
https://edotokyokirari.jp/

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