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ミラノサローネで話題のイタリアファーニチャーブランド「デカステッリ」が日本で初のショールームをオープン

FASHION HEADLINE / 2021年3月28日 19時0分

株式会社アイチ金属は、19世紀末イタリア北部のトレヴィーゾで創業したラグジュアリーメタルブランド〈 De Castelli(デカステッリ)〉の日本国内独占販売権を取得し、この度東京デザインセンターに東京ショールームをオープンする運びとなりましたこととなりました。


美しい金属表面処理と加工技術により圧倒的な存在感を誇る「De Castelli」(デカステッリ)。日本では初めてとなるこの場所、東京デザインセンターはイタリア人建築家マリオ・ベリーニによる名建築であり、名建築家カルロ・スカルパの息子であったデザイナー、トビア・スカルパが内装した空間になります。この素晴らしいショールームに「De Castelli」のスペシャルなファニチャーや壁面パネルがそろい、先月の伊勢丹新宿店、日本橋三越本店のポップアップに続き、常設にて御覧いただける場所となります。


「De Castelli」について
デカステッリの歴史は19世紀末に遡ります。もとはランボロギーニ社と同じイタリアの農機具を製造する鍛治メーカーでした。2003年に4代目のアルビノ・セラートがCEOに就任すると、金属の知識を豊富に持つ熟練の職人たちの協力を経て、優美な金属製家具の製造という領域に大胆に進出しました。同時に、家具だけではなく、オーダーを受けてから素材やオブジェの開発にも挑戦しています。現在、デザインの表現力と職人の高度な技術を組み合わせることで国際的に有名です。イタリアにおけるデカステッリのプロジェクトの中で、最も著名といっていいのは、イタリア建築業界の重鎮であるチーノ・ズッキが設計した、ヴェネツィアの建築ビエンナーレにあるイタリアパビリオンの巨大な玄関オブジェ“Archimbuto”です。その品質と価値は高く評価され、当初は暫定的な設置物だったものが、現在では恒久的な展示物となっています。この、エイジング加工された金属仕上げのノウハウは様々な建築家や著名ブランドから高く評価され、数多のブランドショップにも採用されています。デカステッリの本社はクロチェッタデルモンテッロにあり、十分な広さの製作工場と資材倉庫を有しております。ミラノのショールームとともに、彼らはデザイン、製造、カスタマーケアが非常に重要であることを明確に示しています。


日本上陸までのストーリー
アイチ金属代表取締役である山田が、金属加工技術を追及する中で世界各地を訪れた際、イタリアのミラノサローネでデカステッリに出会い衝撃を受けたことが日本での販売の始まりです。もともとアイチ金属も同様の技術を持っており、同時にその技術は多くの建築家から高い評価を得てきたという経緯がありました。また、アイチ金属とデカステッリの技術に対する意識は非常に近く、その為アイチ金属が日本での独占販売権を得て、ブランド展開を行うこととなりました。デカステッリはミラノにショールームを構える、由緒あるハイエンドブランドです。通常であれば契約は商社の領域ですが、日本での展開をアイチ金属にまかせるという決断は、2社の思考の近さと親和性を証明するアクションとなりました。今回オープンする初の東京ショールームは、類をみない金属の美しく素晴らしいファニチャーがたくさんそろいました。デカステッリのフィロソフィーを、是非とも皆様ご自身で体感いただけましたら幸いです。

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