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ルイ・ヴィトンからウォッチメイキングが誇る匠の技を体現する新モデルが登場

FASHION HEADLINE / 2021年5月10日 13時0分

「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のエンジニアたちは、人工のサファイアクリスタルの塊(重さは200kg以上)から1つ1つ円柱(直径50mm、長さ150mm)を削り出します。同一の円柱からミドルケース、裏蓋、LVの文字を飾るブリッジを制作すれば、どの切断面をとっても同色であることが確実だからです。ダイヤモンド研磨研石を使ってそれら3つのパーツに形成するには、細心の注意を払いながらそれぞれ250時間、110時間、60時間の作業を要します。

凹状のミドルケースの外側に刻まれたインデックスと「L-O-I-U-S V-U-I-T-T-O-N」の12文字の溝は、カラーラッカーで色付け。サファイアの外周に沿って ネジ留めされた裏蓋には透明なジョイントを備えています。この目に見えないパーツが、ルイ・ヴィトンのハイウォッチメイキングのすべてのタイムピースに共通の30M防水を確保しています。

アトリエが「タンブール ムーン」コレクションの1つとして提案するこの新作は、審美性と機構の卓越性の絶妙なバランスを通して、メゾンの時計職人の卓越した技術力を示すものです。

©Ulysse Frechelin
時間の円環
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、合成サファイアという新素材に挑むに当たり、2017年に発売された「タンブール ムーン」に倣い、三日月の弧をイメージしたケースを採用しました。この素材が持つ透明感、硬さ、ソフトな手触り、センセーショナルな軽さの陰には、このケースを完成するために克服した並々ならぬ技術的困難が潜んでいます。

「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」は、ブラックPVDコーティングを施したチタン製のラグを備えた無色透明なバージョン、ラグがプラチナ(PT950)製のブルーサファイアバージョン、18Kピンクゴールド製のラグを組み合わせたピンクサファイアバージョンの3モデルで展開。いずれも一点の曇りもない透明性を持ち、どのようなアングルからでもキャリバーのすべてのディテールを見ることができます。

本製品は、ジュネーヴシールが刻まれた史上初のサファイアタイムピースです。ジュネーヴシールは時計業界において、原産地、製造、精密性を保証する最高の証と見なされています。このシールを取得するには、タイムピースのすべての部品がジュネーヴ州において製造され、最高の時計職人の手で作られる必要があります。加えて、ウォッチメイキングの世界で最も栄誉あるこの認証を獲得するには、いずれのタイムピースも複数の検査に合格しなければなりません。

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