ピアジェからメゾンを象徴するコレクション「ピアジェ ローズ」に美しいブーケにインスパイアされた新作のリングとウォッチが登場

2002年にメゾンのハイジュエリー コレクションとして誕生した「ピアジェ ローズ」は、メゾンを象徴するコレクションの1つです。ピアジェの “最高を生み出すアトリエ” の職人によって制作された同コレクションの新作は、これまで以上に喜びにあふれ、分かち合う事の意義と寛大さを称えています。


「ピアジェ ローズ」リング

丹念につくられたグリーントルマリンのリングは、葉の深みのあるグリーンを表現しています。リングの中央には、約5カラットの目の覚めるようなトルマリンを配し、そのまわりをゴールドの花とダイヤモンドの蕾が囲んでいます。

独自性に富んだ大胆なセッティングは、ピアジェのハイジュエリーからインスピレーションを得ています。さらに、それぞれのリングの裏には繊細な“ローズ アジュール”のオープンワーク装飾を忍ばせています。完成に50時間ほどかかり、驚くべき技術力を要するリングです。
「ピアジェ ローズ」リング 18KPG、1個のオーバルカットグリーントルマリン(約4.92 ct)、8個のペアシェイプカットのグリーントルマリン(約1.36ct)、154個のブリリアントカットダイヤモンド(約1.69 ct) 501万6,000円（税込）
©Piaget 2021
アートとしてのウォッチ - 宝石への彫刻技術（グリプティク）とエナメル

何年も前からピアジェのウォッチには、マイクロモザイク、ウッドとストーンのマルケトリ、エンブロイダリー、エングレービング、ミニアチュールエナメル、またグリザイユエナメル技法などのメティエダールが施されてきました。この度の新作は、ゴールドのエングレービング、オーナメンタルストーン、彫刻、そしてエナメルを組み合わせたメゾンの技術力を踏襲させた魅力的なウォッチです。“グリプティク”と呼ばれる宝石への彫刻技術は主にジュエリーで使われる大きなストーンに用いられるもので、このようなミニチュアサイズで行われることは稀です。文字盤は「ピアジェ ローズ」のブーケを表現しており、文字盤のゴールドのミニチュアのローズにはグリプティク彫刻やエングレービングが施され、そこに理想的なシェードのエナメルを載せて命が吹き込まれます。エナメルが完成すると、更にオーナメンタルストーンの1つ1つにグリプティク彫刻を行います。エナメルの花弁の縁に細心の注意を払いながら、再度彫刻を施し最後にブーケを組み立てて完成です。最高レベルの器用さが要求される、パズルにも似たプロセスと言えるでしょう。