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タイのミシュランガイドに「アユタヤ」が第5の都市として選出。古都ツーリストとフーディーズにとってのホットスポット

FASHION HEADLINE / 2021年6月17日 19時0分

2021年末に発行予定のミシュランガイド2022年タイ版に、タイの主要観光地のひとつで1991年にユネスコの世界遺産に登録された古都アユタヤ(プラナコーン・シー・アユタヤ)が対象地域として追加されることになりました。



2021年末に発行予定のミシュランガイド2022年タイ版に、タイの主要観光地のひとつで1991年にユネスコの世界遺産に登録された古都アユタヤ(プラナコーン・シー・アユタヤ)が対象地域として追加されることになりました。


アユタヤが第5の都市として加えられるミシュランガイド バンコク・アユタヤ・チェンマイ・プーケット&バンガー2022では、古き良き時代と新しい時代の魅力が完璧に調和すると同時に多様な興味に応えられるローカルアトラクションがそろうアユタヤが、あらゆる年代層に向く優れたガストロノミーツーリズムのデスティネーションとして取り上げられます。

ミシュランガイドでインターナショナルディレクターを務めるグウェンダル・プレネック(Gwendal Poullennec)は、アユタヤはタイの食文化遺産とガストロノミー/美食で光彩を放つ至宝の一つだとしています。かつては外交と商業の中心地だったこの魅力的な歴史都市は、ポルトガル、日本、インド、ペルシャといった多種多様な外国からの影響を吸収してきました。そうした背景の中から生まれたのがタイの郷土料理です。また、3つの川に囲まれた戦略的立地にあることで、淡水魚、川エビ、新鮮な野菜や果物など、豊富な食材にも恵まれています。


前出プレネックは、「ミシュランガイド タイの新版でアユタヤをご紹介できることをうれしく思います。この町の食のシーンには古いものと新しいものが見事にフュージョンされています。老舗レストラン、リノベーションされた古い建物やモダンなビルへの新規出店、おしゃれなコーヒーショップやカフェ、さらには陸上だけでなく水上にもあるマーケットなども含め実に多彩です。豊かな歴史的・文化的背景をもつこの町の幅広い食の可能性は、他では味わえないユニーク体験となって国内外の観光客を何度でも訪れたい気にさせる魅力となっています」と語っています。

アユタヤがタイ(当時はシャム)の首都であった頃からの外国人入植者による多文化融合は、今日に至るまでタイの郷土料理に大きな影響を与えてきました。その代表格として、インド/ペルシャの影響を受けたココナッツミルクとカレースパイスを使う人気タイ料理のマッサマンカレーや、ポルトガルの影響による卵と卵黄を使ったデザートのトーンイップ(黄金卵黄花タルトの意)とトーンヨット(黄金卵黄ドロップの意)などがあげられます。

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