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チューダーのアイコニックモデル「ブラックベイ フィフティ-エイト」にブロンズバージョンが登場

FASHION HEADLINE / 2021年6月24日 11時0分

外縁から中央にかけてグラデーションを描くマット“ブロンズブラウン”のドーム型ダイアルと、針やアワーマーカーとリンクするゴールドのアクセントをあしらったベゼルがこのモデルの美しさを際立たせ、かつて大海原へと向かう冒険者たちの腕元で時を刻み続けていたかのような風格を漂わせます。

THE ORIGINS OF TUDOR BRONZE
ブロンズはステンレススチールとは異なる特性を持つ合金で、時計のケースとして加工する際に用いられるユニークなクラフツマンシップは注目に値します。チューダーのために製造されたブロンズとアルミニウムの合金は、バー状に成型されたのち、スラッグと呼ばれる数センチの高さの円柱にカットされます。その後高温加熱されたスラッグは熱いうちにフリクションプレスで何トンもの加圧を受け、一つひとつ型打ちされるのです。円筒状のローマテリアルが、粗削りであるものの時計のミドルケースの形に変身する瞬間です。


ここからケーシングできる状態のブロンズ製ケースが完成するまで、少なくとも40の工程を踏まなければなりません。連続した機械加工を経てフォルムは最終形となり、ケースの機能上必要になるねじ切りや穴開けといった工程や、様々な仕上げおよび磨き作業が機械や職人の手によって施されたのち、輝きを放つ外装が生まれます。しかし環境によって外観が急速に変化するというブロンズならではの特性は、これらの製造プロセスや組み立て工程を一層複雑なものにします。当然ながら終始手袋を着用した状態で、ブロンズウォッチ専用の手順に沿って行われる一連の品質テスト。とりわけ防水性能検査に関しては、素材のパティーナが進まないよう検査と検査の間に必ず時計全体を乾燥させなければならないのです。

NEW BRONZE BRACELET
ブラックベイ フィフティ-エイト ブロンズ ブティックエディションはブロンズウォッチ製造の経験豊富なチューダーが初めて取り組んだ、ブレスレット全体までもがブロンズ製の新しいモデルです。1950~60年代にかけて作られたチューダーのリベット式ブレスレットを彷彿とさせるサテン仕上げのブレスレットは、ケースと等しいペースでゆっくりとパティーナを生成します。同じくサテン仕上げの新型クラスプはカバーが一新され、サイズ調整を可能にする“T-fit”アジャスティングシステムを装備。工具不要の簡単な操作で、着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することができるようになっています。

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