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【注意】6月は子どもの交通事故が多発 雨の車内から歩行者はどう見える? 梅雨の時期の事故から守るには 傘・レインコートの選び方 福岡

FBS福岡放送ニュース / 2024年6月12日 17時49分

子どもを交通事故から守る

ことしは梅雨入りが遅れていますが、雨が多くなる6月は、子どもの命に危険が及ぶ深刻な交通事故が増える時期です。子どもたちが事故に遭わないように。12日、福岡市の保育園で交通安全教室が開かれました。

保育園で開かれた交通安全教室

■インストラクター

「手を上げて、横断歩道をわ・た・ろ・う・ね。」

福岡市南区のしおばる保育園で開かれた交通安全教室には、6歳までの園児およそ100人が参加しました。この時期の開催には、ワケがあります。

福岡県警調べ

福岡県内では去年までの5年間、交通事故で死亡、あるいは大ケガをした小学生以下の子どもの数を合わせると、6月が最も多くなっています。

■JAF認定セーフティアドバイザー・田中至道さん

「6月は梅雨の時期になる。雨が降るとドライバーから歩行者が見えづらくなるということも考えられる。」

車内からの見え方は

こちらは、1時間に30ミリの激しい雨の中で車を運転した時の、前にいる歩行者の見え方を再現した映像です。日中の明るい時間帯でも、歩行者の姿を認識しにくくなっていることが分かります。

■田中さん

「ご自身から車が見えていたとしても、車側から歩行者が見えていないということもありますので、車が止まったのを確認して、横断歩道を渡るようにしてください。」

ということで、しおばる保育園に通う園児たちが学んだのが、横断歩道の正しい渡り方です。

■インストラクター

「右を見て、左を見て、もう一度右を見て、はい、じゃあ歩いて渡りましょう。」

■田中さん

「道路を渡る際は手を上げて。基本的に右を確認、左を確認、そしてもう一度右を見て、走らずに歩いて渡るというのがポイントです。」

■園児

「車にひかれるから、ちゃんと見ること。」

「右左見てから渡る。」

Qちゃんとできますか?

「うん。」

JAFの担当者は「子どもたちがルールを覚えるのはもちろん、大人がしっかり見守りながら交通ルールを教えてほしい」と話していました。

子どもを交通事故から守るには

梅雨の時期、子どもたちを事故の危険から守るためのポイントをまとめました。

①ドライバーから見えやすいよう、傘やレインコート、服装は明るい色や反射材が付いたものを選びましょう。

②傘は子どもの視界をさえぎらない、適切なサイズを選びましょう。目安は傘の骨の部分が身長の半分程度です。

③傘の幅も含めて車道にはみ出さない。歩道では縦一列で歩くよう、家でも教えてあげてください。

この記事の動画はこちらから再生できます

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