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【博多ストーカー殺人】事件後に飲食店へ→たばこを3本吸って川に向かった「死のうと思ったが怖くて」裁判員裁判3日目

FBS福岡放送ニュース / 2024年6月19日 16時10分

「死のうと思ったが怖くて」

2023年1月、福岡市の博多駅前で元交際相手の女性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判員裁判です。19日の被告人質問で、被告は事件後について「死のうと思ったが怖くてできなかった」などと話しました。

寺内被告
博多駅近くの現場

住居不定・無職の寺内進被告(32)は2023年1月、博多駅前で、元交際相手の川野美樹さん(当時38)を待ち伏せし、包丁で刺して殺害したなどの罪に問われています。

裁判員裁判3日目

裁判員裁判3日目の19日は、殺害前後の行動などについて被告人質問が行われました。

寺内被告は、弁護側から殺害行為について聞かれると「刺した」と答えましたが、前後の行動については「分からない」「覚えていない」などと、あいまいな供述を繰り返しました。

川へ向かったと説明

また、事件の後は飲食店に行き、落ち着くよう、たばこを3本吸って、博多区中洲の川沿いに向かったと説明しました。

その時の心情については「ほんまにごめんっていう気持ち」「胸を刺して死のうと思ったが、怖くてできなかった」「(別の包丁を)川に投げ捨てて泣いていた」などと語りました。

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