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【初公判】姉を殺害し通帳を奪いカネを引き出した強盗殺人の罪に問われた女 「殺害」を否認 福岡地裁小倉支部

FBS福岡放送ニュース / 2024年7月5日 11時49分

姉の「殺害」を否認

2023年6月、福岡県水巻町で姉を殺害し、通帳を奪ったなどの罪に問われている女の初公判が5日、開かれ、女は殺害について否認しました。

辻被告

強盗殺人、有印私文書偽造・行使、詐欺などの罪に問われているのは、住居不定・無職の辻和美被告(52)です。

起訴状などによりますと、辻被告は2023年6月、福岡県水巻町二東の町営住宅で姉のつぐみさん(当時52)に催涙スプレーを噴射した上、首を圧迫して殺害し通帳3冊と印鑑、軽乗用車を奪い、銀行からおよそ100万円を引き出しだまし取った罪に問われています。

姉への強盗殺人の罪に問われる

5日に福岡地裁小倉支部で開かれた裁判員裁判の初公判で、辻被告は殺意を否認し、首の圧迫についても「していません」と述べました。

検察は冒頭陳述で「辻被告が2~3分間、ねじったポリ袋で首を圧迫した後、動き出さないよう両手足を結束バンドで縛った。お金欲しさのための身勝手で自己中心的な犯行」と指摘しました。

福岡地裁小倉支部

判決は8月1日に言い渡される予定です。

共謀したとして逮捕された知人の岡村恵美被告(47)は殺意がなかったとして、強盗致死の罪で起訴されています。

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