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【梅雨末期の大雨】「崖が全部落ちていた」佐賀県嬉野市で住宅そばの川の護岸が崩落 降り始めからの雨量が100ミリ超 12日夜は九州北部で激しい雨の恐れ 

FBS福岡放送ニュース / 2024年7月12日 18時28分

住宅そばの護岸が崩落

12日未明、梅雨末期の大雨で愛媛県松山市では土砂崩れが発生し、少なくとも3人が行方不明になっているとみられています。佐賀県嬉野市でも河川の護岸が崩落するなど、各地で被害が相次いでいます。

愛媛・松山市

活発な梅雨前線の影響で、西日本の広い範囲で雨が降りました。

愛媛県松山市では12日未明、土砂崩れが発生。松山城の北東側の斜面が、高さおよそ100メートル、幅50メートルにわたって崩れ、少なくとも木造民家1棟が押しつぶされました。

この土砂崩れで、少なくとも3人が行方不明となっています。

佐賀・嬉野市

一方、佐賀県嬉野市でも河川の護岸が崩落しました。

■リポート

「嬉野市の塩田川にある護岸が崩れ、作業員が対応に追われています。」

佐賀県と消防によりますと、12日午前7時半前、嬉野市嬉野町下宿で川の護岸が高さおよそ8メートル、幅およそ10メートルにわたって崩れているのが確認されました。

ケガ人はいないということです。

嬉野市では10日の降り始めからの雨量が、12日午前10時までで100ミリを超えていました。

「自宅のギリギリまで」

崩落した部分の真上にある住宅に住む人は。

■住人

「自宅にいて外の温泉の湯気が立ち上がって何だろうと思ったら、崖が全部落ちていた。音が分からなくて、自宅のギリギリまで落ちているので避難しようとしている。今後どうなるかすごく不安。」

佐賀・唐津市

一方、2023年7月の大雨による土石流で3人が亡くなった唐津市では、砂防ダムの工事開始を前に安全が祈願されました。

唐津市浜玉町の今坂地区では、2023年7月の大雨で土石流が発生し、70代の男女2人と50代の男性1人のあわせて3人が犠牲となりました。

砂防ダムが着工

今回整備される砂防ダムは、土砂災害から下流の集落を守るためのもので、2~3年後の完成を目指しています。

九州北部では12日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがあります。気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

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