【感謝】30周年「ブラックサンダー」からの「アリガトサンダー」存続の危機を救ったのは九州だった 福岡

30周年「ブラックサンダー」が九州に感謝

ロングセラーのチョコレート菓子「ブラックサンダー」。昔からのファンだという方も多いと思います。誕生から30年。九州で起きた、ある奇跡に感謝が伝えられました。

天神地下街

「九州の皆さん、あのとき助けていただいたブラックサンダーです。」

17日、福岡市の天神地下街で配られたのは、“まもなく誕生30周年”の特別パッケージに包まれた「ブラックサンダー」、その名も「アリガトサンダー」です。

ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングした「ブラックサンダー」は、1994年に発売されました。

ところが、発売当初はまったく売れず、わずか1年で生産を中止することになります。しかし、九州の一部の卸業者や小売店から「人気があるからまた売ってほしい」と復活を望む声が上がりました。

■街の人

「ブラックモンブランとか、伝統のお菓子ありますよね。あれと雰囲気が似てるから、なんとなく福岡の方に人気なのかなと。」

「ずっと続けて食べたいブラックサンダーなので、ありがたい。」

九州の営業担当者が会社に何度も直談判した結果、生産中止から1年後、再び販売が始まったといいます。

17日、配られた30周年記念の特別パッケージには、「ブラックサンダー」存続の危機を救ってくれた“恩人“へのメッセージが込められました。

「アリガトサンダー」

■有楽製菓マーケティング部・杉田晶洋 部長

「感謝を伝えつつ、もっともっといいブランド商品になっていく。頑張っていくという感謝とともにわれわれの意思表明。」

九州で、存続の危機から救われた「ブラックサンダー」の感謝が、1個37円というお手ごろ価格とともに届けられています。

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