“パワハラ・セクハラ”市長の不信任決議案 再び否決 市長「けじめとして減給」 福岡・宮若市

市長の不信任案を再び否決

福岡県宮若市の塩川秀敏市長による、市職員へのハラスメントをめぐる問題についてです。19日、市議会で市長に対する2度目の不信任決議案が出されましたが、否決されました。

8件のパワハラとセクハラが認定された

宮若市議会では19日午前10時から臨時議会が開かれ、塩川市長に対する2度目の不信任決議案が出されました。

宮若市議会では6月、塩川市長による市職員へのパワハラやセクハラを8件認定した百条委員会の報告書が賛成多数で可決されましたが、塩川市長は辞任を否定していました。

出席議員の4分の3に届かず

不信任決議案の採決は出席議員14人によって行われ、可決には11人以上の賛成が必要でしたが、賛成10人、反対4人で否決されました。

塩川市長

■宮若市・塩川市長

「私自身のけじめとして減給ということで、3割カットを6か月間、させていただくように指示をした。二度とハラスメントのない環境を作ってまいりたい。」

自身の給与をさらに減額する条例案と、職員をハラスメントから守るための条例案を9月議会に提出する意向を明らかにしました。

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