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【速報】「薬屋のひとりごと」の作画担当の漫画家 執行猶予付き有罪判決 所得税4700万円を脱税 「目の前の仕事やプライベートを優先して事務作業から逃げ続けた結果」福岡地裁

FBS福岡放送ニュース / 2024年7月24日 11時54分

福岡地裁(24日)

所得税4700万円を脱税したとして、人気漫画「薬屋のひとりごと」 作画を担当する漫画家の女に24日、懲役10か月、執行猶予3年、罰金1100万円の判決が言い渡されました。

所得税法違反の罪に問われていたのは、人気漫画「薬屋のひとりごと」の作画を担当する福岡市の漫画家、池田恵理香被告(36)です。

起訴状によりますと、池田被告は2019年から3年間のおよそ2億6000万円の所得を期限までに確定申告せず、所得税4700万円の納付を免れた罪に問われていました。

判決で武田夕子裁判官は「作画を担当する漫画が人気を博したため多額の所得を得るようになったにもかかわらず、3年間にわたり確定申告を行わず、およそ4700万円の所得税を免れた」と認定しました。

そして「事務作業が極めて不得手で金銭への関心が薄く、年齢相応の社会制度に対する理解も不足した被告が急激に人気漫画家となり、確定申告の重要性を軽く見て目の前の仕事やプライベートを優先させ、事務作業から逃げ続けた結果」と指摘しました。

その一方で「2022年に修正申告を行い加算税などをすでに納付していること、後悔と反省をし、税理士に依頼して2022年度以降は確定申告を行っていて、再度、脱税行為に及ぶ可能性は低い」として、懲役10か月、執行猶予3年、罰金1100万円の判決を言い渡しました。

福岡地裁(24日)

池田被告は初公判で起訴内容を認めた上で「免れようという気持ちはなく、数年分をまとめて申告しようと思っていた」と話していました。

検察側は冒頭陳述で「漫画の原稿の締め切りを優先し、確定申告の書類整理がおっくうだった」「脱税した金を実家の建て替えに使った」などと指摘し、懲役10か月、罰金1400万円を求刑していました。

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