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【パリ五輪】福岡県の「タレント発掘事業」から初のメダリスト! フェンシング髙嶋選手 後輩たちにメダルをお披露目 

FBS福岡放送ニュース / 2024年8月16日 18時29分

後輩たちが祝福!

パリオリンピックのフェンシングで銅メダルを獲得した福岡県大牟田市出身の髙嶋理紗選手(25)が、福岡に凱旋しました。髙嶋選手は、福岡県の「タレント発掘事業」出身です。オリンピックを目指す後輩たちから、祝福を受けました。

アクシオン福岡

髙嶋理紗選手は16日午後、福岡市のアクシオン福岡で、子どもたちの拍手に迎えられて登場しました。

髙嶋選手はパリオリンピック、フェンシング女子サーブル団体の3位決定戦、開催地フランスを相手に1点を追う場面で登場しました。

■試合実況

「行ったー!ここで髙嶋、ビッグマッチ!第7試合、6-0と圧倒しました!」

高嶋選手は連続得点をあげ逆転する大活躍で、この種目では日本初となる銅メダル獲得に貢献しました。

■フェンシング銅メダリスト・髙嶋理紗選手(25)

「アウエーの中でフランスの応援が多くて、日本は押されながら戦ったが、皆さんからの応援が届いて勝ちきることができました。」

当時の髙嶋選手

髙嶋選手はもともと、ソフトボールに励んでいました。

小学5年から小学6年まで、福岡県のアスリート育成プログラム「タレント発掘事業」に参加してフェンシングと出会い、その才能を見出されました。

県の「タレント発掘事業」は、運動能力の高い子どもを見つけ世界で活躍できるアスリートを育てようと、2004年度に始まりました。

「タレント発掘事業」初のメダリストに

髙嶋選手はこのプログラムから生まれた初めてのメダリストです。

■髙嶋選手

「メダルを触って私も頑張りたいと思っていただけるなら、ボロボロになってもいいので、ぜひ触ってください。」

「メダルに触って」
「タレント発掘事業」の後輩と交流

タレント発掘事業に参加している小学5年生から中学3年生までの35人が、髙嶋選手と交流しました。

■中学1年生(陸上)

「重みがすごくて。メダルも重かったし、3位という重みも伝わった。ずっしりしていました。」

■中学3年生(フェンシング)

「自分がフェンシグを続けてメダルを取れるのか不安だったけど、髙嶋選手がメダルを取っているのを見て、自分も頑張ったらメダルを取れるんだなと思って、頑張ろうと思いました。」

「重みがすごい」

■髙嶋選手

「タレント発掘事業を通して、オリンピックの舞台で戦えることになりました。それぞれの目標があると思いますが、自分の目標に向かって最後まで突き進んでほしいと思います。」

将来のオリンピックを目指す後輩たちに勇気を与えた髙嶋選手。ふるさとに戻ってやってみたいことは。

■髙嶋選手

「フランスでは試合前ということもあって、管理された食事しかできなかったので、たくさんおいしいものを食べてゆっくりしたいと思います。うどんが好きなので、食べて行きたいです。」

大牟田市の母校へ

そして午後4時すぎ、髙嶋選手は大牟田市の出身小学校に凱旋しました。

■児童

「銅メダル、本当におめでとうございます。」

■髙嶋選手

「メダルを持って、この場に戻ってこられたことが本当にうれしいです。皆さんのおめでとうという言葉が、すごく身にしみています。」

子どもたちにスポーツの価値を伝えたい

母校でも歓迎を受けた髙嶋選手。将来は子どもたちにスポーツの価値を伝える立場になりたいと意気込みを語りました。

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