老人ホームで83歳が91歳の入居者を･･･ 傷害致死の疑いで女を逮捕 「覚えていない」容疑を否認

八幡東警察署

去年8月、北九州市の老人ホームで入居者の女性を殴り死亡させたとして同じ施設に入居する80代の女が逮捕されました。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡東区尾倉の田中要子容疑者（83）です。

警察によりますと田中容疑者は去年8月、入居する老人ホームで寝ていた富松美枝さん（当時91）の顔を複数回殴り死亡させた疑いです。

富松さんの部屋を訪れた施設の職員が、別の部屋に入居する田中容疑者と顔にアザがある富松さんを発見し施設側が警察に通報しました。

富松さんは意識がある状態で病院に運ばれましたが、その後死亡が確認され、当初は病死とみられていましたが、暴行によって死亡した疑いが強まったということです。

田中容疑者は、軽度の認知症で警察の調べに対し「覚えていない」と容疑を否認しています。

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