【台風10号】福岡と佐賀で3人死亡 27人ケガ うち4人重傷 川と側溝で発見 風で転倒

台風10号の被害

先週、九州各地で影響を及ぼした台風10号。福岡と佐賀で3人が死亡し、27人がケガをしました。

先週木曜日夜、福岡県築上町で「川の様子を見に行った80代の男性の姿が見えなくなった」と男性の家族から連絡があり、翌日朝、川に浮かんだ状態で死亡しているのが見つかりました。

福岡県みやこ町では、高齢の女性が側溝にうつ伏せの状態で死亡しているのが見つかり、警察が台風との関連を調べています。

また、佐賀県鹿島市の神社の参道では80代の男性が台風による強風によって転倒し、その後、死亡しました。

佐賀市川副町では、木造平屋建ての牛舎を焼く火事の焼け跡から28頭の牛が死んでいるのが見つかりました。警察は、台風による強風で切れた電線が火事の原因になった可能性もあるとみて調べています。

福岡県と佐賀県によりますと、これまでに台風10号の影響で3人が死亡、27人がケガをしていて、そのうち4人が重傷です。

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