ファストフード店で面識のない女性のスカートの中を2度 “盗撮” 20代の空士を懲戒処分 空自春日基地

福岡・春日市

福岡市内のファストフード店で女性のスカートの中を盗撮したとして、20代の男性自衛官が懲戒処分を受けました。

6日付で停職5か月の懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊・西部航空警戒管制団に所属する20代の男性空士です。

春日基地によりますと、空士はことし3月、福岡市内のファストフード店で、面識のない女性のスカートの中をスマートフォンで2度、盗撮しました。1度目は女性の後をついていき後ろから、2度目は商品の受け取りを待っていた女性を狙ったということです。

被害に気づいた女性がスマートフォンを渡すよう求め、空士は従いましたが「通報する」と言われ逃走し、その日の夜、警察に出頭しました。

空士は「欲求を満たすためにやった」と話していて、性的撮影処罰法違反の疑いで書類送検され、ことし6月に不起訴処分になりました。

春日基地は「教育を徹底し、服務規律の維持に努める」としています。