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【危険運転】覆面パトを装い赤信号でタクシーと衝突し4人にケガ「撮影の趣味を続けるならルール守って」2人に執行猶予付き判決 福岡地裁

FBS福岡放送ニュース / 2024年10月3日 16時32分

覆面パト装い「危険運転致傷」

福岡市で覆面パトカーを装った車でタクシーと衝突し、乗客など4人にケガをさせた罪に問われている男2人の裁判です。福岡地方裁判所は2人に、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

車には赤色灯が

ことし2月、福岡市・天神の国体道路を走るタクシーのドライブレコーダーの映像です。

■オペレーター

「事故の相手は乗用車ですか。」

■運転手

「えっと、パトカーだったと思います。」

■オペレーター

「パトカー!?」

運転手の右側から突っ込んできた乗用車には、赤色灯がついているのが確認できます。この車、覆面パトカーを装った“偽物”でした。

福岡市・天神

3日、福岡地方裁判所で判決を受けたのは、長崎市の本村陸被告(24)と北九州市の仰木康汰被告(26)です。

判決によりますと、2人はことし2月、福岡市・天神で覆面パトカーを装い、不正に改造した車でサイレンを鳴らしながら赤色灯を点灯させ、赤信号の交差点に進入してタクシーに衝突し、運転手と乗客合わせて4人にケガをさせるなどしました。

運転していた車

福岡地裁の田野井蔵人裁判官は、パトカーなどの緊急車両撮影の趣味のため「車を改造し、周囲に覆面パトカーと誤認させて、道を譲らせたり赤信号無視をしたりして、緊急車両を追跡するようになった」と指摘しました。

サイレンも鳴らしていた

その上で「周囲の迷惑や警察活動への悪影響を顧みない、自己中心的な動機に基づくもので、計画性や常習性も顕著」として、本村被告に懲役2年2か月、仰木被告に懲役2年、いずれも執行猶予5年の判決を言い渡しました。

「趣味を続けるのであれば」

最後に、田野井裁判官は被告の男2人に対して「パトカーなどの緊急車両の撮影の趣味を続けるのであればルールを守ってください」と諭しました。

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