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シリーズ「こどものミライ」子育てで孤独を感じた時に「ツナガルン」でつながる「話したいですよ」 佐賀

FBS福岡放送ニュース / 2024年10月7日 10時48分

「ツナガルン」で「つながる」

シリーズでお伝えしている「こどものミライ」です。子育て中に孤独を感じたことがあるという人は、ある企業の調査結果では実に7割近くに上っています。多くの人が感じている子育て中の孤独をなくすために、佐賀県では家族や人を「つなぐ」取り組みが行われています。

お母さんに一直線

お母さんを目指して一直線に進む赤ちゃんや、泣き出す赤ちゃん。

9月下旬、佐賀県主催の子育て応援イベントが開かれました。その最中にできた、長い列。配られていたのは意思表示チャーム「ツナガルン」です。「わたし話したいですよ」「話しかけてください」という意思を伝えるチャームで、佐賀県が県内の子育て家庭に配布しています。

山田さん

アイデアのきっかけは、県の職員たちが子育て中に感じていた思いです。

■佐賀県こども未来課・山田めぐみさん

「私自身の実感を含めて、子育て中はどうしても孤独を感じやすい時かなと思います。同じ悩みを共有するような仲間がいると心強いなと感じましたので、意思表示チャーム『ツナガルン』を使って、たくさんの家族同士が“ツナガル”きっかけになればなと。」

子育ての孤独

民間企業の調査では、子育て中、もしくは子育てを経験した男女のうち、半数を超える67.1%が子育て中に孤独を感じると回答しています。どういう時に孤独を感じるかについては、子どもと2人きりでいる、大人と話す機会がない、子育て仲間の輪にうまく入れないという回答が挙げられました。

佐賀県が「ツナガルン」の配布を始めたのは去年からです。受け取った人からは「こういったものが欲しかった」という声も届いているということです。

この日、「ツナガルン」を受け取った人に聞きました。

■子育て中の人

「(きょうだいの)年も離れているから、若いお母さんとお話しできたらなと思って。何が流行っているかとか知ることができたら対応できるので。」

「この子が生まれて、ずっと家に2人でいることが多かったんですよね。ママ友、ママさんとお話しがしてみたいなと思って。」

交流のきっかけに

■山田さん

「何気ない会話、ちょっとした情報交換で救われたような気持ちになったり、頑張ろうと前向きな気持ちになれたりするものだと思っていて、意思表示チャーム『ツナガルン』を使っていただいて、気軽におしゃべりのきっかけにして、コミュニティーの中に入っていっていただければと思います。」

交流を育むきっかけにと生まれた「ツナガルン」には、人のつながりをつくることで幸せな子育てをしてほしいという願いが込められています。

※FBS福岡放送めんたいワイド2024年10月3日午後5時すぎ放送

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