【さあ、投票へ。】衆院選世論調査 序盤情勢を分析②福岡6区～11区 佐賀1区・2区

福岡6区

NNNは、読売新聞と衆議院選挙の世論調査を行い、独自の取材も加えて序盤の情勢を分析しました。自民・公明の与党で過半数の勢いですが、自民は議席を減らし、単独で過半数を維持するかは微妙な情勢です。福岡6区から11区、そして佐賀1区と2区を見ていきます。各区の候補者一覧は、画面左から届け出順となっています。

福岡6区

福岡6区は、鳩山さんがリードする展開です。近藤さんは国民支持層の8割近く、福成さんは維新支持層の6割を固めました。それぞれ立憲支持層からの支持も集めています。河野さんは共産支持層の9割を固めました。古川さんは厳しい戦いです。

福岡7区

福岡7区

福岡7区は、5期目を目指す藤丸さんがリードしています。亀田さん、平島さんは、それぞれの支持層の7割から8割を固めていて、さらなる知名度アップを図ります。

■共産新人・平島史朗氏

「労働時間短縮と一体に賃金を上げること。そして年金を大幅に引き上げること。国民の立場に立つ日本共産党だからできることなんです。」

■立憲新人・亀田晃尚氏

「パーティー券をめぐる裏金・脱税問題を見るにつけ、こんな腐敗・堕落した自民党では皆さんの生活は良くならない。」

■自民前職・藤丸敏氏

「（裏金は）関係なかったですよと言っても、あんた自民党やろうもんと言われるとどうしようもないわけです。厳しいということでございますので、油断禁物でいきたい。」

福岡8区

福岡8区

福岡8区です。15期目を目指す自民党・最高顧問の麻生さんが戦いを優位に進めています。河野さんと森田さんが懸命に支持拡大を図ります。

福岡9区

福岡9区

福岡9区では、4期目を目指す緒方さんが幅広い支持層に浸透し優位に立っています。自民党県連から除名処分を受けた三原さんは自民・公明支持層をそれぞれ4割しか固められていません。山田さん、山本さんは伸び悩んでいます。

福岡10区

福岡10区

福岡10区です。城井さんと吉村さんがしのぎを削っています。城井さんは野党各党の支持層を幅広く固め、吉村さんは自民・公明支持層のおよそ5割を取り込んでいます。大石さんは特に30代までの若い世代から支持を受けています。一ノ瀬さんと福本さんは知名度アップを図ります。

福岡11区

福岡11区

福岡11区では、武田さんと村上さんが激しく競り合っています。武田さんは自民・公明支持層の6割を固めるも、無党派層は1割台にとどまっています。村上さんは自民支持層の一部に食い込み、立憲や国民の支持層も5割近く取り込んでいます。志岐さんは伸び悩んでいます。

佐賀1区

佐賀1区

続いて、福岡・佐賀で唯一、与野党一騎打ちとなる佐賀1区です。原口さんと岩田さんが互いに譲らぬ戦いとなっています。

佐賀2区

佐賀2区

佐賀2区は大串さんがリードし、古川さんが追う展開です。大串さんは立憲支持層の9割を固めています。井上さんと下吹越さんは苦しい展開です。

今回の調査では一定数の回答者が、投票する候補者や政党を挙げていないため、今後、情勢が変化する可能性もあります。

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