1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

クイーンビートルに家宅捜索「浸水隠し」で船舶安全法違反と海上運送法違反の疑い 親会社のJR九州「捜査に真摯に対応」 福岡海上保安部

FBS福岡放送ニュース / 2024年10月17日 9時46分

FBS福岡放送

JR九州の子会社、JR九州高速船が、博多と韓国・釜山を結ぶ「クイーンビートル」の浸水を隠ぺいし、運航を続けていた問題で、福岡海上保安部は17日午前、船舶安全法違反と海上運送法違反の疑いでクイーンビートルの家宅捜索に入りました。

午前9時半ごろ

浸水隠しが発覚後に運休し、博多港に停泊しているクイーンビートルに、海保の職員が入りました。

クイーンビートルを運航するJR九州高速船は、ことし2月に浸水を把握しながら、その後、およそ4か月間、運航を続けていました。さらに、警報が鳴らないよう浸水センサーの位置を上部にずらしたり、航海日誌に「異常なし」とウソの記載をするなどの隠ぺい工作をしていたことが、国の抜き打ち監査で発覚しています。

午前9時半ごろ

九州運輸局によりますと、ことし5月に臨時検査を行った際、浸水センサーは正しい位置にありましたが、問題発覚後のことし8月の調査で「検査の前日に正しい位置に戻した」という証言があり、隠ぺい工作が発覚しないよう細工していたことも分かっています。

浸水警報センサー(JR九州提供)

国は、JR九州高速船に対し、全国初となる責任者2人の解任命令を出すとともに、10月末までに改善措置を報告するよう求めています。

親会社のJR九州は

親会社のJR九州は「捜査に真摯に対応する」としています。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください