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【さあ、投票へ。】衆院選 福岡4区「裏金問題」の対応めぐり論戦も 6人の候補の訴え

FBS福岡放送ニュース / 2024年10月18日 18時22分

FBS福岡放送

27日に投開票される衆議院選挙についてです。今回、お伝えするのは、宗像市や古賀市などを選挙区とする福岡4区です。画面左から届け出順に6人の方々が立候補しています。自民党の"裏金問題”への対応をめぐり論戦が繰り広げられています。

■有権者

「裏金は気になるところ。きちんと整理していくべきかなと思います。」

「もう起こってしまったので、責め立てるつもりはない。」

「政治とカネ」の問題に、有権者たちの1票の行方は。

「裏金問題」の当事者である自民党の前職、宮内秀樹さんは17日、地元の福津市で「力を貸してほしい」と有権者に訴えました。

■自民前職・宮内秀樹氏

「反省に立って謙虚に、この選挙をしっかりと乗り越えていかなければならない。」

政治資金報告書に、派閥からの寄付金161万円を記載していなかったことで「厳しい風が吹いている」と話す一方で。

■宮内氏

「あなたは何がやりたいんだ、もっといつもの明るいパワフルな言葉を宮内から聞きたいという話も伺っています。将来の日本、こうしたいんだという話を力いっぱい訴える。どんどんしていきたいと思います。」

地元での知名度は抜群で、12年間、国とのパイプ役として担ってきた実績などを訴え、自民党からの公認を後ろ盾に5期目を目指しています。

一方、自民党からの公認を得られず「無所属」で出馬するのは、選挙戦直前まで福岡県議を務めていた吉松源昭さんです。演説で最も時間を割くのは、自身も所属する自民党の裏金問題への対応についてです。

■無所属新人・吉松源昭氏

「いわゆる裏金を作ったということが問題なのは間違いないのですが、もっと問題なのは、この後の責任を取っていない。」

宮内さんも念頭に、公認が出た「裏金議員」に今回も多額の選挙活動費が出ていると党の対応を批判し、対決姿勢を強めています。

無所属となった吉松さんには、自民党から出馬し福岡4区で4度当選した渡辺具能 元 衆議院議員が支援につきます。

■渡辺具能 元衆議院議員

「政治は信なくば立たず、やっぱり信用できるやつを(国会に)送らないとね。」

■吉松氏

「この自民党を内部から変えていかなければ、日本の政治は変わらない。」

裏金問題に批判的な保守層からの票の獲得を狙います。

そんな「保守分裂」を横目に、野党は攻勢を強めています。

前回の選挙で比例当選した日本維新の会の前職、阿部弘樹さんは、自民党の対応を厳しく批判します。

■維新前職・阿部弘樹氏

「総理がどんな詭弁を使おうと、この問題については国民は払拭されていない。まさに裏金選挙、裏金選挙、隠し選挙なんです。」

所得制限のない教育の無償化や、医師としての経験などを活かし社会保障制度の改革を訴えています。

■国民新人・許斐亮太郎氏

「自民党の裏金問題、そして派閥後継者の問題、そういう昔ながらの政治がはびこっている。そういうものを私、新人の力で払拭したい。」

政治経験がないクリーンさでアピールするのは、国民民主党の新人、許斐亮太郎さんです。税金や保険料の引き下げなどを軸に、SNSも活用し知名度拡大を狙います。

社民党の新人、宗晶子さんは、訴えの大半を「裏金問題への批判」にあてます。

■社民新人・宗晶子氏

「裏金を容認してしまっては、子どもたちに誇れる社会を引き渡すことができないと思うんです。こんなずるい政治、ずるは子どもに対して恥ずかしいと思います。」

その上で、唯一の女性候補として男女間の賃金格差の是正などを訴え、幅広い層から票の獲得を目指します。

参政党の新人、行平佳弘さんは裏金問題への批判に時間を割かず、党の公約を強く訴えます。

■参政新人・行平佳弘氏

「党としては裏金と今回の選挙、全く関係ないものなので、参政党をまず知っていただいて、私たちが何を訴えてどんな世界を、国づくりをやろうと知っていただくことが大事。そこの話と戦うつもりは全くないです。」

国税局で働いた経験から、消費税の減税などを訴えています。

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