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【秋の深まり】急な寒さに戸惑いの声 一方で焼き芋専門店は「やっと焼き芋日和が来た」 福岡

FBS福岡放送ニュース / 2024年11月18日 18時21分

FBS福岡放送

先週の夏日から一転、18日は寒くなりました。急な冷え込みに、街の人たちからは戸惑いの声が聞こえた一方、この日を待っていたという人もいました。

福岡市城南区

各地であまり気温が上がらず、福岡市城南区の「もみじ谷」では18日、赤や黄色、色づいた木々のコントラストが登山者の目を楽しませていました。すでに散り始めを迎えていますが、今週いっぱいは楽しめるということです。

18日の気温変化

九州北部は冬型の気圧配置となり、福岡市の気温は日付が変わったころから右肩下がりでした。午後3時ごろには15℃を下回りました。

先週14日(木)は県内で25℃を超える夏日となったところもあるなど、季節外れの暑さとなり、街には上着を手に持って歩く人や半袖姿の人も見られました。

そこから一転、18日は強い北風の影響もあり、マフラーなどの防寒具を身に着けている人が多くみられました。

■街の人

「今まで暑かったじゃないですか、先週まで。急に寒くなったから厚着して来ました。」

「きのうまではいい具合だったんですが、きょうは服のチョイスを間違えました。」

福岡・太宰府市

先週14日に夏日を記録した太宰府市では。

■吉村史織アナウンサー

「きょうの太宰府市では、時折風が吹くと凍えるような寒さとなっています。参道を歩くみなさんも防寒対策している様子が見られます。」

また、食べ歩きをする人も、冷たいものではなく温かいものを食べている人がほとんどでした。

■訪れた人

「冷えてきましたね。寒い中でのお茶漬けは格別です。」

「太宰府に来たら梅ヶ枝餅かなと思って。寒かったので温かいお茶といただきました。」

福岡市城南区

この日を待ちに待っていたというのが、福岡市城南区の焼き芋専門店です。

■壺焼き芋 N.sweet・新原弘之オーナー

「やっと『焼き芋日和』が来たかなと思って。僕の生活はどうなるんだろうと思っていました。やっと寒くなってよかったです。」

というのも、この日がこの店の看板商品の解禁日。その商品というのが、大分県のブランドサツマイモ「甘太(かんた)くん」です。高い糖度になるまで、収穫から40日以上寝かせるといい、ねっとりした食感とたっぷりの蜜が特徴です。

■買いに来た人

「きょうからちょっと寒いので、子どもが好きなので買いに来ようかなと。」

「すごく熱々でおいしそうです。帰ってからでもまたゆっくり食べられるかなと、多めに買いました。」

■吉村アナウンサー

「甘い。すごく蜜がたっぷりで、スイートポテトみたいな感じがします。北風が冷たい中で食べる焼き芋、これぞ風物詩ですね。」

県内では19日も気温が上がらず、最低気温は10℃を下回るところもありそうです。

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