北九州“中学生死傷事件” 広がる怒りと悲しみ 事件現場に相次ぐ献花

FBS福岡放送

北九州市小倉南区のマクドナルド店内で今月14日、男女の中学生が男に刺され女子生徒が死亡した事件では怒りと悲しみが広がっています。

事件が起きた店の入り口付近では16日、花や菓子などを手向ける人の姿が相次ぎました。

■献花に訪れた人

「若い命が失われて　かわいそう　ただ　それだけです」

■献花に訪れた人

「この週末　家から一度も出なかったのですが　つらいですね」

北九州市小倉南区の中学3年生・中島咲彩さん（15）は今月14日夜、塾の帰りに立ち寄ったとみられる北九州市小倉南区徳力のマクドナルド店内で、男に刃物のようなもので腹部を刺され死亡しました。

同じ男に腰の付近を刺された同級生の男子生徒は致命傷になりかねない深い傷を負っていて、病院に搬送される際「全く知らない人に刺された」と話したということです。

中島さんと男に面識があったかは分かっていません。

16日夜、北九州市小倉北区の斎場では中島さんの通夜が営まれ喪服を着た大人とともに、制服姿の生徒たちが次々と訪れていました。

■参列者

「お友だちのメッセージとか　たくさん書くスペースがあって　たくさんの方がメッセージを書いていて　メッセージを見たんですけれど　（中島さんが）明るい子だったんだな　優しい子だったんだなと感じられた」

参列者は突然命を奪われた15歳の若すぎる死を悼みました。