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【チェーンで縛り監禁・暴行】父親「重大さにしっかり向き合って」バスケ部の上級生らは請求棄却求める 第1回口頭弁論

FBS福岡放送ニュース / 2025年1月14日 17時37分

FBS福岡放送

2023年、福岡市の私立中学校で、当時1年の男子生徒が上級生からチェーンで縛られ監禁・暴行された事件です。男子生徒が上級生らに損害賠償を求めた裁判が14日始まり、父親が「息子に与えた被害の大きさにしっかり向き合っていただきたい」と訴えました。

この事件は2023年9月、福岡市の私立中学校で、バスケットボール部に所属していた当時1年の男子生徒が上級生3人から手足や首を鉄製のチェーンで縛られ監禁され、暴行を受けたものです。

被害を受けた男子生徒は事件をきっかけに転校し、現在も、PTSD=心的外傷後ストレス障害の治療を受けています。

男子生徒は2024年10月、上級生3人と、暴行のきっかけとなるウソを広めた同級生を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。

福岡地裁

14日に福岡地裁で始まった裁判では、男子生徒の父親が意見陳述を行い「笑顔あふれる元気だった息子が、 目もうつろで生気の感じられないような状態になってしまった」と述べました。その上で「被告らには、したことの重大さ、 息子に与えた被害の大きさにしっかり向き合っていただきたい」などと訴えました。

被告側は請求棄却を求める一方、法廷で代理人が「男子生徒に深くおわびしたい。上級生らが健全に大人になるために、裁判所には適正に判断してほしい」などと述べました。

裁判後、FBSの取材に応じた両親は「息子は今も精神的に不安定で人生がめちゃくちゃになった。怒りしかない。心からの謝罪をしてほしい」と話しました。

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