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【イチゴの日】最高ランクは5粒で2万円!ブランドイチゴ「みつのか」県内で1軒だけの農家のこだわり 福岡

FBS福岡放送ニュース / 2025年1月15日 18時56分

FBS福岡放送

1月15日は語呂合わせで「イチゴの日」です。福岡市の百貨店では「みつのか」というイチゴの販売が始まりました。水や病気に弱い繊細なイチゴですが、独自の栽培環境で手間暇かけて育てられています。

福岡市の大丸福岡天神店です。

■吉村史織アナウンサー

「食品売り場の一角に、一面真っ赤な特設ブースが。今が旬のイチゴの販売所です。」

真っ赤に色づいたイチゴは、福岡県の生産者が開発した独自ブランド「みつのか」です。福岡の「あまおう」や、佐賀の「いちごさん」などご当地ブランドのイチゴが人気を集める中、「みつのか」は県内1軒のみで作られている、希少なブランドイチゴです。

大丸福岡天神店

最高ランクの「極(きわみ)」はなんと5粒で2万円です。それでも開店30分後には売れていきました。

■「みつのか」を買った人

「インスタを見て気になって。食べたことがなかったので。」

「みつのか」の特徴は、その大きさです。

■吉村アナウンサー

「『みつのか』はこんなに大きいです。大きいものだと1粒で100グラムほどもあるということです。おいしい。桃みたいな、柔らかくトロっとした食感です。」

福岡・筑後市

世界で唯一、「みつのか」を育てている筑後市の農園です。

土屋龍舞さんは3年前、「みつのか」を開発した先代から生産を受け継ぎました。

土屋さん

■「みつのか」生産者・土屋龍舞さん

「(先代が)引退してこのイチゴがなくなるということで、もったいないと思い、引き継ぎました。」

「みつのか」の栽培で最も難しいのが水やりです。根腐れしないよう、天候や苗の状況を見ながら手作業で水を加減するため、手間も時間もかかります。

手間と時間をかけて

こだわりは、ほかにもあります。どの角度から見ても美しい色と形にするため、地面には柔らかい素材の「すのこ」が敷かれています。

■土屋さん

「イチゴの裏側を守る。(重さで)イチゴが潰れたりするので、これは重要です。」

直接地面に触れさせないことで、完璧な美しさをもつイチゴが出来上がるといいます。

■土屋さん

「皆さんに喜んでもらえるので、とても誇らしいです。」

「みつのか」の出荷は5月まで続き、県内を中心に全国各地に出荷されるということです。

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