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【気象予報士の解説】28日から福岡で大雪の恐れ 24時間降雪量は山地の多いところで10センチ 29日は平地も注意

FBS福岡放送ニュース / 2025年1月27日 18時12分

FBS福岡放送

強い寒気が流れ込む影響で、九州北部では28日、山地を中心に大雪となる恐れがあります。平地でも雪が降る予想で、気象台は注意を呼びかけています。

福岡市・天神

■永石莉里子記者

「けさの福岡市天神は気温がぐっと下がり、厚手のコートを羽織る人や傘を持つ人の姿が見られます。」

■街の人

「寒いから布団から出たくなかった。貼るカイロを背中に貼っています。」

「きのうよりちょっと寒いかなと思います。雨が降ると聞いていたので傘を持ってきました。」

福岡管区気象台によりますと、九州北部地方では28日から29日にかけて強い寒気が流れ込み、大雪となる恐れがあります。

28日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで福岡の山地で10センチ、平地で1センチです。

気象台は、積雪や路面凍結による交通障害、農作物の管理などに注意を呼びかけています。

JR九州や福岡市地下鉄、西鉄電車・バスについては、現時点で計画運休の予定はありませんが、天候次第で、運転を見合わせる可能性があるということです。

西高東低の気圧配置に

大雪の見通しについて、気象予報士の堀井よしみちさんの解説です。

28日朝の予想天気図は、西高東低の冬型の気圧配置を示しています。今回は、九州の西側から寒気が流れ込んでくる見込みです。

氷点下6℃以下の寒気を予想

寒気の予想を見ると、九州北部の上空1500メートル付近は氷点下6℃以下に変わります。これは、1月10日に流れ込んできた寒気(氷点下12℃前後)に比べると弱いものの、平地で雪が降る目安のものです。

寒気に伴う雲が西から流れ込む

雲と降水の予想を見ると、風向きが西に変わるため、28日は寒気に伴う雲が九州北部に流れ込みやすくなる見込みです。日中も雲の流れ込みが続き、雪や雨が降りやすいでしょう。

山地を中心に大雪の恐れ

予想降雪量です。今回は特に山地で雪の量が多くなる見通しです。24時間の予想降雪量は、いずれも多いところで、28日午後6時まで山地で10センチ、平地で1センチ、29日午後6時まで山地で10センチ、平地は1センチから筑豊地方では3センチです。28日夜からは平地でも雪が降りやすくなる見込みです。

積雪や路面の凍結による交通障害などに十分注意してください。

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