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【寒波】スケートリンクで雪道の歩き方を実験 輪ゴム・絆創膏(ばんそうこう)を使ってみると 福岡

FBS福岡放送ニュース / 2025年2月4日 19時3分

FBS福岡放送

今回の寒波で気象庁と国土交通省は、不要不急の外出を控えるよう呼びかけていますが、どうしても外出する場合、気をつけないといけないのが転倒事故です。専門家に雪道の歩き方を聞きました。

スケートリンクで実験

雪道をどのように歩けばいいのか。滑りやすいスケートリンクの上で許可をもらい、実験しました。

今回、北海道で雪道での歩行者の転倒事故を減らす活動をしている冨田真未さんに話を聞きました。まずは、靴選びです。

■ウィンターライフ推進協議会・冨田真未さん

「自分の持っている靴の中で(靴底が)一番ツルツルじゃない靴を選んでもらうようにしてもらえれば。柔らかいゴムの靴が一番キュッとグリップします。」

パンプスで歩くと

パンプスなど裏面が平らなものでは。

■阿部まみアナウンサー

「全然歩けない。」

スニーカーだと

一方、底に溝があるスニーカーにすると滑りにくくなりました。

■阿部アナウンサー

「パンプスに比べてスニーカーの方が溝がある分、安心感がありますね。」

輪ゴムで応急措置

また、底に溝がある靴がない場合は、応急措置として輪ゴムを活用すると滑り止めになるといいます。そこで、靴に輪ゴムを巻いて歩いてみました。

■阿部アナウンサー

「ゴムが氷に密着するので歩きやすいですね。結構しっかり歩けます。」

警視庁がSNSで発信

さらに、警視庁がSNSで滑りにくくなると呼びかけている方法が、靴の裏に絆創膏(ばんそうこう)を貼ることです。

■阿部アナウンサー

「絆創膏の部分が、しっかりと氷に密着している感じがします。多少滑りますが歩きやすいです。」

冨田さん

歩き方にも工夫が必要です。

■冨田さん

「普通だと、かかとを着けて前足で蹴るという走るのとは真逆で、すり足のような形で足の裏を全面着けて歩くような形が、一番体が安定して固定されるのでオススメしています。子どもにも分かりやすく言うと、イメージは『ペンギン歩き』と伝えています。」

「ペンギン歩き」

イメージは「ペンギン歩き」です。足の裏全体を地面に着けて、歩幅を小さくゆっくり歩く。意識すれば、転ぶ確率は大幅に下がるといいます。

足元をよく見て

中でも、雪道の歩き方で注意が必要なのは。

■冨田さん

「歩き出しに注意した方がいいかなと思います。歩き出しの一歩目に、滑る路面がないかをまず見て、その先も見て歩いて。」

雪道を歩く場合は、いつもより下向きで足元をよく見て歩くといいということです。

滑りやすい場所は?

5日朝の通勤通学の時間帯は、積雪や路面凍結に注意が必要です。街なかで転倒しやすい場所をまとめました。

①横断歩道の白線の上

②地下鉄の出入り口

③バスやタクシーの乗り場

④車の出入りがある歩道

人が多く通る場所なので、雪が踏み固められやすく滑りやすいとのことです。また、駐車場やガソリンスタンドなど車の出入りがある歩道も、車が発進する時のタイヤの摩擦で路面が磨かれて転倒しやすくなります。

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