「誠に遺憾」不正アクセス職員逮捕で吉田町長コメント…住宅水道課の64歳再任用職員　浪江町・福島

福島中央テレビニュース / 2024年7月3日 14時45分

浪江町　吉田栄光町長（資料画像）

サーバーへの不正アクセスにより職員が逮捕されたことを受け、浪江町の吉田栄光町長が「誠に遺憾で、深くお詫び申し上げる」とのコメントを出しました。

逮捕されたのは住宅水道課の64歳再任用職員

この事件は、浪江町職員で住宅水道課住宅係の主査（再任用職員）、鈴木祐一容疑者（64）が不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反（不正アクセス行為の禁止）の疑いで逮捕されたものです。鈴木容疑者は、1月12日午前6時頃、浪江町役場内で、町から貸与されたノートパソコンを使用して、他の役場職員に付与されたIDとパスワードを入力して役場のサーバーに不正にアクセスした疑いが持たれています。5月9日に町に「被疑者が不正アクセスをしている」という相談があり、警察が捜査を開始。複数回アクセスしている可能性があるということですが、アクセス先には町民の個人情報などは含まれていないということです。鈴木容疑者は容疑を認めています。

浪江町の吉田町長が「誠に遺憾」コメント

この件に対し、浪江町の吉田栄光町長は「復興へ向けて全町一丸となって取り組んでいる中、また、公務員として高い倫理観が強く求められる中での不祥事を起こしてしまったことは、誠に遺憾であり、町民の信頼を著しく失墜させる事態となり、深くお詫び申し上げます。今後このようなことが起こることがないよう、改めて職員に対し綱紀粛正、服務規律の徹底を図り、町民の皆様の信頼回復に努めてまいります。なお、本町としましては、警察の捜査に全面協力をするとともに、当該職員の処分につきましては、事実関係を詳細に確認のうえ対応いたします。」とコメントをだしました。