「ちょっと危険」街の人も驚きの暑さ…福島や浪江で35度超える猛暑日に・福島県

FCT福島中央テレビ

5日は各地で気温が上がり、福島や浪江では2024年初めてとなる猛暑日を記録しました。2024年一番の暑さとなる中、もうすぐ海開きを迎える海岸では清掃活動が、そして、郡山市では暑さで需要が高まるあの飲み物のイベントが始まっています。

■川上耕平記者

「福島市は朝から強い日差しが照りつけ、立っているだけで汗が吹き出てくるような暑さとなっています。気温計を見てみますと、午前10時過ぎ時点ですでに33度を超えています」

5日も厳しい暑さとなった県内。最高気温は福島で35.7度、浪江で36.5度など、4つの地点で猛暑日を記録。多くの地点で2024年一番の暑さとなりました。

■街の人は

「このまま（気温が）上がるのは困ります」

「ちょっと危険ですよね。冷たいものを食べて乗り切りたい」

消防によりますと県内では、午後5時現在で熱中症とみられる症状で19人が病院に搬送されています。

一方、こちらは相馬市の原釜尾浜海水浴場。

強い日差しが照り付ける中、行われていたのが…

■王国屹記者

「夏の海開きを前に、こちらの砂浜では多くのボランティアが集まり、海風を感じながら清掃活動しています」

ホンダの販売会社で作る福島県ホンダ会が“素足で歩ける砂浜を次世代に”をテーマに、毎年清掃活動をしていて、50人ほどが枯草やペットボトルなどを拾い集めました。

また清掃活動には、ホンダが開発した砂に埋まったゴミを掘り起こすビーチクリーナーも使われました。

■参加者は

「みんなで協力して掃除してる感じで、すごいやりがいがある」

■ホンダ会 　藤田 千恵子さん

「震災の後、この原釜尾浜海水浴場は人が中々戻って来なかったが、こんなにきれいな海があるよ。砂浜もきれいにしたので、皆さん安心してご利用くださいとこの思いを伝えたい」

原釜尾浜海水浴場は、7月20日に海開きを迎えます。そして、この暑さで需要が高まる飲み物といえば…

■平瀬史敦記者

「郡山市のうすい百貨店前です。今日は朝から非常に暑い中、多くの方が冷たいビールを楽しんでいます」

5日から郡山市で開催されているのが通称「マルエフ」と呼ばれるアサヒの生ビールを楽しむイベント「出張マルエフ横丁」です。

会場では、横丁らしい立ち飲みで5種類のビールを楽しむことができます。「ビール日和」となった5日は多くの人が会場を訪れていました。

■来場者は

「暑くてビールが美味しいですね」

■アサヒビール 麻里 直紀さん

「天気にも恵まれてビール日和かなと思いますので、体調に気を付けながら楽しんでいただければと思います」

このイベントは7月7日(日)までうすい百貨店前の広場で開かれています。

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