「なくしたことを知られたくなかった」部下から装備品を盗む 20代の幹部自衛官 停職処分
福島中央テレビニュース / 2024年7月16日 14時59分
部下から装備品を盗んだとして、陸上自衛隊の20代の幹部自衛官が停職16日の懲戒処分を受けました。
7月16日付けで、停職16日の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊、東北方面特科連隊に所属する20代の幹部自衛官です。
陸上自衛隊の郡山駐屯地広報によりますと、自衛官は、2023年10月15日、訓練に参加中、部下から装備品を盗んだということです。
盗んだ装備品は、プラスチック製の「鉄線きょうカバー」で、聞き取りに対し「自己の装備品をなくしてしまい、なくしたことを知られたくなかった」と話しているということです。
他の隊員が、落ちていた自衛官の装備品を見つけ、部隊に届けたところ、今回の事案が発覚しました。
自衛官は「深く反省しております」と話しています。
陸上自衛隊・東北方面特科連隊長の河内祐介1等陸佐は「隊員がこのような事案を起こしたことを重く受け止め、お詫び申し上げます。」とコメントしています。
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