台風7号の湿った空気で雷を伴う激しい雨の予想も…引き続き土砂災害に警戒を 福島

FCT福島中央テレビ

台風7号は日本の東へ離れていきましたが、県内では夕方にかけて激しい雨が予想されるとこもあり、土砂災害などに警戒が必要です。

非常に強い台風7号は、関東の海上を東よりに北上していて、県内からは遠ざかっています。

■平瀬史敦記者リポート

「午後10時過ぎのいわき駅前です。接近する台風の影響で風が強く吹いています」

この台風の影響で県内は未明から雨脚が強まり、二本松市、田村市などに一時、土砂災害警戒情報が出されました。午前10時までの24時間降水量は、二本松市で141.5ミリ飯舘村で119.5ミリなどとなっています。

■平瀬史敦記者リポート

「午前6時過ぎのいわき市四倉漁港です。風が強く吹いていまして、海を見ると白波が立ち荒れている様子が分かります」

県内の各消防によりますと、相馬市で雨どいの掃除をしていた50代の男性が、脚立から転落し、両足に軽いけがをしたということです。JR東日本によりますと、東北新幹線・山形新幹線は始発から通常通り運転をしています。在来線は、東北本線が郡山から福島駅の上下線で運転を見合わせているほか磐越東線も一部区間の上下線で運転を見合わせています。県内は台風7号による温かく湿った空気の影響で、夕方にかけて雷を伴って激しい雨が予想されるところもあり、土砂災害などに警戒が必要です。また、日中は気温が上がり、厳しい暑さが戻る予想で、熱中症にもご注意ください。

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