原発事故から13年 廃炉の最難関“燃料デブリ”の試験的取り出し作業 22日から着手へ・福島

福島第一原発

東京電力は22日、福島第一原発で事故後、初めてとなる“燃料デブリ”の試験的な取り出し作業を22日から始めます。

今後1週間程度でデブリに到達し、先端に取り付けた爪状の器具で最大3グラムのデブリを採取します。

回収の完了までには2週間程度かかる見込みです。

デブリの取り出しは、これまで3度、延期していて当初の予定より3年遅れの実施となります。