福島第一原発2号機 燃料デブリの試験的な取り出し 再開は来週以降の見通し

FCT福島中央テレビ

作業手順に誤りがあったとして中断している、福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しについて、作業の再開は来週以降になる見通しです。

東京電力は、8月22日から溶け落ちた核燃料＝燃料デブリの試験的な取り出しに着手する予定でしたが、使用する装置を押し込むために使う5本のパイプの順番に誤りがあったとして作業を中断しています。

東京電力は現在も取り出し装置の組み立てに関わった作業員への聞き取りを進めていて、取り出し再開は来週以降になる見通しです。

東京電力は、トラブルの原因や再発防止策をまとめた後、国に報告することにしています。

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