【台風10号】福島県内は8月31日・9月1日は警報級の大雨となるおそれ

FCT福島中央テレビ

台風10号は、このあと、自転車並みのスピードで関西へと進むでしょう。

9月1日には熱帯低気圧に変わる予想です。29日までは「非常に強い台風」だったのですが、勢力を急速に落としています。

海の上と違って、上陸すると地面との摩擦が大きくなって台風は弱くなると言われています。

また今回、上手く偏西風に乗れなかったため、動きが遅くなっています。

そうなると、地面の上で摩擦がかかり続けるので、29日の1日間で「非常に強い」から急速に勢力を落としました。

ただ、風速が弱まるだけで、「熱帯低気圧」になっても「台風」と構造は同じなので、この後の動きに注意が必要です。

その後も動きが遅いまま、北陸へと進み、週明け東北地方を通過する可能性があります。

このため、9月3日までは、雨が降りやすく、特に8月31日・9月1日は警報級の大雨となるおそれがあります。

9月2日は、午前中心に雨脚が強まりそうです。また、9月2日にかけて海上を中心に南風が強まそうです。うねりを伴い、波の高い状態も続くでしょう。

そして、気温は、9月1日に会津若松・福島で34度で、猛暑日になる可能性もありますその後、9月に入っても真夏日の所が多いでしょう。

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