震災の影響でいまも閉鎖…浪江町の請戸海水浴場に再びにぎわいを・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月13日 16時51分
東日本大震災の発生から13年半、浪江町の大切な観光資源の1つ請戸地区の海水浴場は、震災の影響でいまも閉鎖が続いています。
かつてのにぎわいを取り戻そうと町の人たちが立ち上がりました。
浪江町の請戸海水浴場。「海水浴場」といっても、この夏も、ここににぎわいが戻ることはありませんでした。
■川上耕平記者
「浪江町の請戸海岸です。13年前の震災と津波の影響で、砂浜には流木などが散乱しています」
震災前は福島県の内外から多くの人が集まった請戸の海水浴場。サーフィンに、ビーチバレーボール。ここは町の大事な観光資源でした。
ただ、東日本大震災の津波で海辺の様子は一変。
13年半たった今も、多くのがれきや災害廃棄物とみられるものが散乱したままです。
閉鎖中の海水浴場を復活させたい。そんな思いが町の人を動かしました。
9月9日、重機を使ってがれきや廃棄物を掘り起こす整備作業が行われたのです。
Q記者「開始30分くらいでこの量ですか」
■整備作業にあたる男性
「だからまだ出てくると思いますよ。(震災前は)みんなが遊んでにぎやかなところだったのでそれが印象的ですね。復活してもらいたいですね」
浪江町の人から海水浴場の復活を願う声は多く、1日でも早くにぎわいを取り戻すため、9月15日には復活の足掛かりにとイベントを開く計画です。
■浪江町産業振興課 松本孝徳 課長補佐
「また請戸の海岸に集まっていただけるようなイベントにできたら。未来の浪江の皆さんにつながっていけばいい」
浪江町によりますと、請戸の海岸でイベントが開かれるのは震災後初めてとのこと。時間はかかるかもしれませんが、海水浴場への復活に向け大きな一歩となりそうです。
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